「Julia Holter がアレンジした Rhye のよう…ユニークで魅惑的」- Pitchfork
「先月 Port St. Willow のレコードを聴いて、完全に虜だよ…彼らの音楽は幾つかのシンプルなコードで成り立ってるだけなのに、新鮮なんだ。最高のアルバムだよ」 – Brian Eno
2012年にセルフ・リリースされたデビュー作「Holiday」がじわじわと注目を集め、Brian Enoにも絶賛されたNYブルックリンのマルチ・インストゥルメンタリストNicholas PrincipeによるプロジェクトPort St. Willowがflauよりセカンドアルバムをリリース。トム・ヨークやJeff Buckleyとも比較されるPrincipeの美しいファルセットに導かれながら聴き入る一曲一曲は、まるで光と波の背景に浮かび上がる映像を見ているような感覚、Tim HeckerやSusumu Yokotaからの影響を公言するそのサウンドは幻想的で豊かなアイデアに満ちあふれ、スロウコアの寂寞感から高揚する光の煌めきさえも感じることができる。
アルバムにはThe AntlersのPeter Silberman、Will Epstein (Nicholas Jaar、High Water)やRVNG Intl.からリリースするBing & Ruthの中心メンバーDavid Mooreがゲスト参加し、緻密に練り上げた密室感のある耽美的な音のパレットに更なる深化を付け加えています。変化が起きた直後の愛と、その後生まれ変わるための変化を表現し、前作から大きな飛躍を遂げたニューアルバム。