青葉市子とマヒトゥ・ザ・ピーポー (GEZAN) による大注目のニューユニット NUUAMM(ぬうあむ) デビュー作を 12/10 リリース!青葉市子とマヒトゥ・ザ・ピーポーにより、ひとつひとつ言葉を拾い、縫い編みされたアルバム「NUUAMM」2人の音楽に触れていると、幼少期の懐かしい思い出とまだ見ぬ未来がまじりあい、ゆっくり流れだす。それは名前のない色、そして無垢な永遠のも の。触れると割れてしまいそうな一瞬のアルバム。呪文は NUUAMM。ジャケットは、アーティスト・イラストレーター・漫画家・作家として活動中の近藤 聡乃さん書下ろし。 推薦コメント この場所に行きたかった。この空気に触れさえしたら、ぱさ ぱさになった心に水がしみてくる。平和でも小ぎれいでもない場所な のに、湖の底にいるみたいに落ち着く。ふたりの声のからみあいも不穏な のに、なぜか幸せを感じる。 - よしもとばなな (小説家) 市子とマヒトには嫉妬するよ、そ のチャーミングなニュアンスを兼ね備えつつ、どんだけ暗い道を歩いてきたんだよ、ってかんじ。共感できないけど、どうしてか懐 かしい記憶。田舎の風景のなかに、ふたりはい そうだよね。そのいつもの格好で。深く帽子かぶって、国道に座り込んで、楽器いじってるかんじ。親とかいないかんじ。いないで しょ?いや、でも、ヒトの子なかんじ。産まれたて。血の巡り。全身に行き渡る、心地の良いスピード。そして、妄想してみた世界。なにもかもがすべて、市子とマヒトのペース。でもこの音はぼくらを置いていかない。そっち側もこっち側もない。誰のものでもある、音。コトバ。年下とか嫌いなんだよねー。年下 にこういうことされるとムカつくんだよねー。でも参ったよ。嫉妬するよ。ありがとう。- 藤田貴大 (マームとジプシー) 繊細な心を持った、幽霊達による、薄気味悪くも心地よい、サイケデリックミュージック - 小山田圭吾 (コーネリアス) 市子さんに録音されたての NUUAMMを聴かせてもらったのは、オムレツをいっしょに食べた夏の朝のことでした。彼女の声は、歌というより物音 で、川の流れる音とか、風で枝がしなるときの音にも、きこえたりするので、ふしぎです。アルバムにおさめられた、もうみ どり、が好きで、あの曲を聴くと、木の枝の芽が膨れているすがたを、いつも想像します。 - 朝吹真理子(小説家) 地上の温もりを知らなければ冬の 空は 飛べない。闇と仲良くしなければ光の偉大さには気付かない。絶望を知らなければ希望には出会 えない。大人になって薄れていく『純粋』が詰まったアルバム。この2人に祝福を。僕の宝物に最 大の愛を。2人とも、素晴らしい唄をありがとう。 - 下津 光史 (踊ってばかりの国) ある日、日本から手紙が届き、アルバムが同封されていました。「日本のミュージシャンの女の子と男の子」からだと、手紙を読んで、アルバムジャケットを見てわかったのですが、なんだか女の子だか男の子だかよくわからない感じだなと思いました。アルバムを聴いてみたら、もっと女の子だか男の子だかわからない感じだったので、二人の子供が髪を風になびかせて遊んでいる絵を、お二人へのご挨拶のかわりに送りました。それから相談を重ね、何度も NUUAMMを聴き、何枚もラフを描くうちに、二人の子供の髪は逆立ち、雨の中で腰まで水に浸って、なにか怒っているような歌ってい るような絵が仕上がりました。二人の子供が女の子か男の子かわ から ない感じはそのまま残しておきました。 - 近藤聡乃 (イラストレーター)
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