CAR SEAT HEADREST、キャリア最高の “失敗作”?2011年作品『Twin Fantasy』を再構築&再レコーディングし装いも新たに MATADOR RECORDS から 2/16 リリース!17歳の時に曲作りを始め、Bandcampで驚異のダウンロード数を記録したのをきっかけに、メディアやファンの間で話題となり、以降〈MATADOR RECORDS〉から二枚のアルバムをリリースし、順調にキャリアを築き上げているカー・シート・ヘッドレストことウィル・トレドが、2011年にBandcampでリリースした『Twin Fantasy』を、“再構築&再レコーディング”し、装いも新たにリリースすることを発表した。合わせて、ウィル・トレド自身が監督を務めた「Nervous Young Inhumans」のミュージックビデオが公開された。
19歳の時に安いノートパソコンで録音したその音は、ブライアン・イーノが愛情を込めて「失敗した音」だと評している。『Twin Fantasy』は、ワクワクするような、類まれな、非常に魅力的な失敗だった。ウィル・トレドも、以前から、いつか『Twin Fantasy』を見直す日が来ると確信し、「アルバムは完成していなかった。去年になってやっと、どうやって完成させればいいのかが分かったんだ。」と語っている。ドラムの音を正しく出すためだけに、8ヶ月間をミックスに費やし、昔の自分に戻り、痛みを感じていたあの頃を振り返る作業を繰り返した、単なる取り直しではなく、あの時彼が作りたかった本当の作品、本当の音がここに収録されている。またCDフォーマットは、新たに再録した「2017 version」のアルバムに加え、2011年当時のオリジナル盤をリマスターしたバージョン「Mirror To Mirror」も収録した2枚組となる。