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    90年代後半に活動した伝説の高校生ネオアコユニット、ストロオズのメンバーとして活躍した加藤りまがソロとして初のフルアルバム『faintly lit』を flau よりリリースします。素朴な弾き語りから小さな冒険を始め、フルートやアルトリコーダー、エレキギターなどを楽曲によって取り入れた本作。丁寧なアレンジはまっすぐに歌われるシンプルな英語詩を引き立たせ、日常にある繊細な機微、情景がアルバム・タイトルに表れるようなひっそりとした光の中で浮かび上がります。触れれば壊れてしまうような無垢な歌声からこぼれ落ちる小さなことばの数々。女性シンガーソングライターの先駆者達の影響や、ローファイポップ、フリーフォークの同時代アーティストと緩やかな交錯を見せながらも、確固たる意志と強いアイデンティティーに満ちあふれた作品に仕上がりました。普遍的なソングライティングの美しさが胸を打つ、ひそやかな音楽です。

    1996年ネオアコ2人組バンド、ストロオズを結成し音楽活動を始める。自主レーベルから2本のカセットテープ作品をリリース。99年ミディ・クリエイティブからCDデビュー。 解散後のブランクを経て、2009年ソロでのライブ活動を始める。金沢在住のアーティスト ASUNA 主宰のカセット・テープ・ レーベル WFTTapes から2本の作品をリリース。同氏による3インチCDレーベル aotoao から2012年にミニアルバム 『Harmless』をリリース。現在も継続的にライブ活動を行う。実兄とのユニット Family Basik のファーストアルバムをリリースしたばかり。2015年1月、加藤りまとしての最初のフルアルバムとなる「faintly lit」を flau よりリリース。これまでに Sharon Van Etten、Julie Doiron、Lake、Mount Eerie、Pascal Pinon、Rachael Dadd らと共演。

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