シアトルのバンド Minus the Bear、セカンドアルバム『Menos el Oso』の20周年を祝うために再集結!

2025.03.12

シアトルのインディーロック・バンド Minus the Bear、セカンドアルバム『Menos el Oso』の20周年を祝うために再集結!このアルバムより「Drilling」のミュージックビデオを公開しました。Minus the Bear は、2000年代初頭のインディーロックの再興期に、シアトルで結成された。

そのメンバーには、ジェイク・スナイダー(Sharks Keep Moving / ボーカル&ギター)、デヴィッド・クヌッドソン(Botch / ギター)、コリー・マーチー(ベース)、エリン・テイト(Kill Sadie / ドラム)、マット・ベイルズ(キーボード&エンジニア) など、地元シアトルの実力派ミュージシャンたちが集結。

2001年9月にシアトルでデビューライブを開催 すると、その革新的なサウンドが話題を呼び、一気に注目を集めた。そして4年後の2005年8月23日、彼らは2枚目のアルバム『Menos el Oso』を Suicide Squeeze Records からリリース。その後、メンバー交代を経て、キーボード&バックボーカルに アレックス・ローズ、ドラムに ジョシュア・スパークスが加入。

2018年にバンドは活動を休止し、各々の道を歩んでいたが、時間の経過とともに再びメンバーは集まり、20周年を迎えた『Menos el Oso』のリリースを祝うために再結成。

『Menos el Oso』への賛辞

『Menos el Oso』から、私は憧れや渇望の痛み、仕事のプレッシャー、喪失の恐怖の中に美しさを見出すことを学んだ。結局のところ、“これが生きることと、そうでないことの違いだ。”
– The Line of Best Fit

クリアで計算され尽くした、直線的なサウンド。
– Alternative Press

Minus the Bear がそのキャリアの頂点で最高のパフォーマンスを発揮した、ほぼ完璧なアルバム。
– Brooklyn Vegan

『Menos el Oso』の緻密に織り込まれたギターと力強いビートは、単なる“マスロックの演習”ではなく、個人が宗教、政府、企業、あるいはそれ以上に不吉な何かにゆっくりと吸収されていくという現代の不安を映し出す、重要な表現手段である。
– AV Club

ジェイク・スナイダーの力強いボーカルの下で、安定したリズムセクションが流れ、デヴィッド・クヌッドソンのスタッカートギターがその表面で軽やかに踊る。音楽に鮮やかな美しさと、絶え間ない緊張感をもたらしている。
– The Stranger

バンドは先週、ラスベガスで開催される『Best Friends Forever』フェスの共同ヘッドライナーとして復活することを発表。さらに、本日、『Menos el Oso』全曲を披露する全国ツアーの開催が決定した。チケットは 3月14日(金)午前10時(現地時間)から発売開始!また、『Drilling』の新ビデオも公開 されたので、ぜひチェックしてほしい。

バンドメンバーのコメント

ギタリストであり創設メンバーのデヴィッド・クヌッドソンは、アルバムについてこう振り返る。

『Menos el Oso』は、僕たちを想像もしなかった軌道に乗せたアルバムだった。“Pachuca Sunrise” のMVが出る前と後では、時代がまるで違っていたように思う。みんながその曲を聴き、MVを見て、すぐに Limewire や Napster、Soulseek、BitTorrent でアルバムをシェアし始めたんだ。

こんなにも僕たちの人生にとって重要なアルバムの20周年を祝えることは、まさにギフト。生きているうちに、ファンや家族、バンドメンバーと一緒にこの瞬間を楽しめる機会を得られたことに、心から感謝している。

さらに、7年ぶりのリハーサルでドラムのジョシュア・スパークスはこう語った。

この曲たちは、ガレージに眠っている最高のスポーツカーみたいなものだ。時々、乗り回さないなんて、もったいないだろ?

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