Bibio、ニューアルバム『PHANTOM BRICKWORKS (LP II)』を 11/22 リリース!

2024.10.08

イギリスのプロデューサー Bibio、ニューアルバム『PHANTOM BRICKWORKS (LP II)』を Warp Records から 11/22 リリース!アルバムの予告映像、先行曲「DINORWIC」のビジュアライザーを公開しました。本作の元となるアルバム『PHANTOM BRICKWORKS (LP I)』は2017年にリリースされました。このコレクションでは、Bibio が何年間かかけて書きためてきた、ほとんど即興で作られ、特定の景色や時間にインスピレーションを受けた楽曲のコレクションが収められている。

先行曲「DINORWIC」のビジュアライザーを公開!

『PHANTOM BRICKWORKS』は、イギリスの音楽家/プロデューサーであるスティーヴン・ジェイムス・ウィルキンソン、別名 Bibio によるアンビエント/ドローン・プロジェクトで、自然や風景、そして産業の残影が漂う場所から着想を得ている。スティーヴンは、イギリス各地の衰退していく遺跡を訪れ、それらに残る人間の痕跡を探りながら、この作品を創り上げた。

収録曲「LYNN PERIS」を公開!

人間は、場所に漂う空気や雰囲気にとても敏感だ。その場所が持つ歴史的背景を知ることで、それらは強まったり、劇的に変化する。何かしらの形で、音や声まで聞こえる場合もある。その場所には、きっと伝えたい想いがあるんだと思う。2017年に『PHANTOM BRICKWORKS』をリリースして以来、これがずっと継続できるプロジェクトであることに気づいたんだ。『PHANTOM BRICKWORKS』の要素は他のアルバムにも徐々に染み込んできているけど、このプロジェクトは独自の存在でもあると思ったんだ。

とスティーヴンは説明する。

収録曲「PHANTOM BRICKWORKS VII」を公開!

10曲のアンビエント/ドローン楽曲を収録した本作『PHANTOM BRICKWORKS (LPII)』では、新たな場所に焦点を当てている。中には自然の風景に大きな傷跡を残した興味深い場所もあれば、地元の記憶や古い映像、写真の中にしか残っていないものもある。一部は人目に触れずに沈んでしまった場所もあり、また一部は伝説や物語としてのみ存在する。即興で重ねられたピアノやバリトンギターのループの下には、労働者たちの生活の痕跡がかすかに聞こえ、自然がすべてを覆い隠してしまうことを暗示している。

最初の『PHANTOM BRICKWORKS』アルバムを発表した際に、そこで起きたことが、その場所に意味をもたらすことがあると話した。この考察は新作でも続いているんだ。今回のアルバムもほとんど即興で作られていて、以前のテクニックを使いつつも、このアルバム独自の新しい手法も取り入れている。音楽的にも場所の選定においても、馴染みのある領域を再び訪れてみた。北ウェールズが重要な役割を果たしているけど、今回はさらに広がり、歴史的な場所にも足を踏み入れてみた。世代を超えて語り継がれる物語は、時にその場所をより鮮明に描くことがあるんだ。

– Stephen James Wilkinson (Bibio)

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