NYブルックリンのデュオ Sex Week が Grand Jury と契約!
NYブルックリンのデュオ Sex Week (セックス・ウィーク) が Grand Jury と契約してニューシングル「Angel Blessings」をリリース!は、俳優/ミュージシャンの Pearl Amanda Dickson とソングライター/プロデューサーの Richard Orofino のよる2組。Grand Jury は、Sex Week について次のように語る。
新曲「Angel Blessings」のMVを公開!
昨年11月に Sex Week のファースト・シングル「Toad Mode」を偶然見つけ、すぐに魅了されたという。Bedhead や Pinback から自己陶酔の傾向を除いたような、軽快なスローコアだ。私たちは、その下に何が潜んでいるのか知らなかった…。
今日、私たちの契約発表と対になるのは、「Angel Blessings」というニューシングルだ。「Toad Mode」が遊び心と忍耐強さを持っていたのに対し、Sex Week の最新作はダークでしつこい。その「INLAND EMPIRE」にインスパイアされたビデオも同様だ。漆黒と赤が曲のムードにマッチし、後半ではディクソン&オロフィーノが取り組んでいる新曲の特徴である、パールの妖艶なダブル・ヴォーカルを聴くことができる。とてもとても良い。
手短に言えば、私たちはひどく興奮している。そして、あなたにもそうであってほしい。
Sex Week とは?
Sex Week は、ミックステープがなければ存在しなかった。数年前、俳優でありミュージシャンでもあるパール・アマンダ・ディクソンは、車でニューヨークまで横断しようとしていた友人のために『コロラド2オマハ』というプレイリストを作った。そのプレイリストは旅の後も残り続け、彼女の友人のアパートで数え切れないほどの夜を彩った。そしてその作者にも。
ニューヨークを訪れた2人はすぐに意気投合し、Sex Week が誕生した。
Liz Phair、Elusin、Walter Egan、Wolf Alice など、このアルバムに収録されているアーティストのほとんどが、私たちの縁だった。そして、リチャードが恩返しに Judee Sill と Double Virgo を見せてくれた。
デビュー・シングル「Toad Mode」の温かくバカバカしいスローコアから、2作目「Angel Blessings」のラヴォネッツ風の張り詰めたミッドナイト・ポップまで、セックス・ウィークが愛し、創り出す音楽にはある種の雑食性がある。前者には彼らの友人の猫のボイスメモが散りばめられ、後者にはブラックメタルの叫び声とお化けのささやきがあしらわれている。
「私たちの曲のいくつかは、みんなにクスクス笑って一緒に歌ってほしいし、他の曲は泣いて叫んでほしいの」とディクソンは言う。
しかし、彼らが本当に追い求めているものは何かと問われれば、最終的に Sex Week は、過去の偉大なデュエットやデュオが呼び起こした親密さだと言う: Stevie Nicks と Don Henley、Sonny and Cher、David Lynch と Laura Dern。
もしこのプロジェクトが映画的でなければ、最後の非音楽的なペアは曲者だと感じるかもしれない。新曲「Angel Blessings」のクリップは、『インランド・エンパイア』からそのまま引っ張ってきた熱病の夢のようだ。ディクソンとオロフィーノは、自分たちやブルックリンの友人である Babehoven、Bloomsday & Palehound のビデオも監督している多趣味だ。
オロフィーノは、大きなインスピレーションとして坂本龍一を挙げている: 「素晴らしいバンドの一員であること、ポップ以外の複雑な音楽の旅をすること、映画の音楽を担当すること、実験的でスピリチュアルなライブをすること」とオロフィーノは言う。「それが夢なんだ。」
一方、ディクソンは Johnny Cash からインスピレーションを受けたという。「私には、彼にインスパイアされるものがある。彼の感情や物語を伝える能力はもちろんのこと、曲を自分のものにする。彼は私のアイドルの一人で、彼のレガシー(遺産)、彼の歌がどのように共鳴し、どのように恩返しをしたか。彼らは時代を超越しているし、彼もそうだ。」
この2つの明らかに異なる人物の間の交差点、注意深く構築された作曲がまだ謙虚で生きているように感じられる場所こそ、まさに Sex Week が存在する場所なのだ。そしてそこから、ブルックリンのデュオは世界中のリスナーを魅了する独自のミックステープを発表する予定だ。