NYブルックリンのアバンギャルド・ロックバンド Sloppy Jane、人気企画 Tiny Desk コンサートに出演!
Sloppy Jane (スロッピー・ジェーン) という芸術、NYブルックリンを拠点とする11組のアバンギャルド・ロックバンド Sloppy Jane、NPR Music の人気企画 Tiny Desk (Home) Concert に出演したライブ映像が公開!Sloppy Jane は、バンドであると同時にイベントでもあるようです。クィーンズのリッジウッド地区にある Porcelain というコーヒーショップに、チェロ、バイオリン2本、ビオラ、ギター2本、ドラム、ベース、トランペットなど11の楽器が詰め込まれているにもかかわらず、Sloppy Jane のニューアルバムに参加しているミュージシャンの約半分に過ぎません。
また、アルバム『Madison』は、Lost World Caverns (バージニア州の観光名所) の腹の中で、アップライトピアノを洞窟に降ろして、20人以上の人と撮影クルーとで録音されたということもお伝えしておかなければなりません。このように、Sloppy Jane こと Haley Dahl (ヘイリー・ダール) の音楽には、カジュアルなものは何もないと言っていいでしょう。そして、彼女の伴奏者たちの献身的な働きによって、これらのクレイジーなアイデアに命が吹き込まれるのです。
Haley Dahl の声と体の動きにはドラマがあり、今回の Tiny Desk (Home) Concert で演奏された曲の複雑で時には不穏なイメージが強調されています。これらはすべて『Madison』からのシングル曲で、ヘイリーはこのアルバムの「最高のアンバサダー」と評し、「このアルバムの曲はすべて、片思いとモンスターのような気持ちという同じことを歌っている」と述べています。この3曲(「Party Anthem」、「Jesus and Your Living Room Floor」、「Wilt」)は最も具体的なものです。
Sloppy Jane のニューアルバム『Madison』は、Phoebe Bridgers の Saddest Factory Records から発売中です。Phoebe Bridgers は高校時代に Sloppy Jane のベースを担当していたので、当時3人組だったパンク・バンドが、感情と壮大さが入り混じったこの壮大な作品に成長したのは、美しい友情の輪のおかげです。