香港のシューゲイザー/ドリームポップ・バンド Lucid Express、デビューアルバムをリリース!
Photo by Katy Ng
香港の5人組シューゲイザー/ドリームポップ・バンド Lucid Express (ルーシッド・エクスプレス) が、セルフタイトルのデビューアルバム『Lucid Express』を 7/16 リリース!2015年のデビューEP『Floret』以降、香港で最も期待されるインディーバンドとして、またアジアで続々と台頭してきたミレニアル世代のドリームポップ〜シューゲイザー・バンドの要注目株のひとつとして注目を集めてきた。
先行シングル「Wellwave」のMV
アルバム・デビュー前ながら既に2度の来日ツアーを成功させ、USやUKツアーも経験済み。前途洋々に思われていた彼らの現実に訪れたのは2019年からの香港民主化デモ運動と、それに伴う混乱でした。街は暴力にまみれ、人々は自由を奪われ、もはや音楽は優先度の高いものではありませんでした。そして2020年、新型コロナウイルスのパンデミックによって、ライヴ・ミュージックは生色を失い、ツアーはキャンセルとなり、リリースも頓挫していた。
しかしながら、スタジオに避難すれば、新たな希望が芽生え始めました。家ではまだ戦わなければならないことがたくさんありましたが、このプロセスにより、自分たちを取り巻く世界から解き放たれることの必要性を認識することができました。メンバー全員が深夜勤務をしていたため、午前4時のリハーサルやレコーディングのスケジュールのなかで安らぎを感じていました。
こうして Thud から Lucid Express に改名して生まれ変わった彼らのデビュー・アルバムが遂にこの世界に届けられることとなる。バンドは HKDI (香港デザイン・インスティテュート) で出会い、2012年に結成。2017年に「Prime of Pride」、2018年に「Ado」という2枚のシングルをリリース。Yuck、Beach Fossils、The Cribs、The Bilinda Butchers などの香港公演のサポート・アクトを務めている。
Adam Honingford をフィーチャーした「Hollowers」の試聴が開始!
アルバム『Lucid Express』躍動するドラムとベース、ツイン・ギターによってそびえ立つ、ディレイとリバーブの歪んだサウンドスケープと浮遊感のあるシンセ。そしてそれらと調和する、ヴォーカリストのキムの透き通った美しい歌声。The Bilinda Butchers の Adam Honingford をフィーチャーした「Hollowers」をはじめ、完売した2018年リリースの7インチ・シングル「Ado」や、2017年のシングル「Prime of Pride」を含む、メランコリックでノスタルジックな作品に仕上がっている。
『Lucid Express』ストリーミング
My Bloody Valentine や Slowdive はもちろんのこと Asobi Seksu などのファンにもおすすめ。Yuck の Max Bloom がミックスを担当。レコードはNYのレーベル Kanine Records から、そしてシンガポールのソッブスのメンバーが主宰する Middle Class Cigars からカセットがリリースされ、CDは日本限定で発売される。(国内盤のみボーナストラック1曲を収録)
■リリース情報
アーティスト: Lucid Express (ルーシッド・エクスプレス)
タイトル:Lucid Express (ルーシッド・エクスプレス)
品番:LIIP-1547
価格:2.300円(税抜) / 2,530円(税込)
発売日:2021年7月16日(金)
バーコード:4532813235479
フォーマット:国内盤CD/デジタルダウンロード/ストリーミング
ジャンル:ロック
レーベル:Lirico / Inpartmaint
日本限定CD / 国内盤のみボーナストラック1曲収録
ライナーノーツ:小野肇久(DREAMWAVES)
<トラックリスト>
1. North Acton
2. Hotel 65
3. Ado
4. Sore
5. Hollowers (feat. Adam Honingford)
6. No Talk
7. Aquarium
8. Wellwave
9. Prime of Pride
10. Ride The Night
11. ボーナストラック(曲名未定)