Madeline Kenney、初のセルフプロデュースEP『Summer Quarter』をリリース!
オークランドを拠点に活動するシンガーソングライター Madeline Kenney (マデリン・ケニー)、セルフプロデュースによる実験的な4曲入りの新作EP『Summer Quarter』を Carpark Records からリリース!収録曲「Wasted Time」のミュージックビデオを公開。2020年にリリースしたアルバム『Sucker’s Lunch』の後、ツアーがキャンセルされ、予定外の長期にわたる時間に直面した。自分がどこに行き着いたのかを振り返るためにうさぎの穴へと突き落とされた…。そこで彼女は、新しい音楽への興味と実験的な制作の研究に焦点を移した。『Summer Quarter』の曲は、彼女が世俗的な質問と親密な観察の間を行き来しながら、反響し、波紋を広げ、考える時間がありすぎた時に起こるループを記録している。
Madeline Kenney のキャリアは、Wye Oak の Jenn Wasner や Toro y Moi の Chaz Bear などとのコラボレーションが目立っていたが、本作は Madeline Kenney 自身のプロデュースによる初の作品であり、すべてがカリフォルニア州オークランドの窓のない地下室でレコーディングが行われた。『Summer Quarter』では、彼女の音楽的な好奇心を存分に発揮し、これまでの彼女のカタログにはなかったソフトなシンセやボーカルを使って実験的に制作している。彼女は、調和とコントラストのとれた夢のようなサウンドを織り交ぜ、ジャンルが本来主張する制約に抗しています。新たな音楽の領域を探求する中で、人生が自分の期待したようにはいかなかったという深い現実を解き明かしていく。「Wasted Time」では、”So far/I’m going over everything /I care/But only when I suffering” と歌い、実存的な霧の中で前進する方法を模索している。
Madeline Kenney は、人の心の中に潜む普遍的な感情を、最も親密で内省的なテーマでも表現することができる。『Summer Quarter』は、マデリン・ケニーの音楽への好奇心の表れであると同時に、私たちがどんなに追いつこうとしても、世界がどのようにして続いているのか、立ち止まって考えるための手段でもあるのです。