南ロンドン出身のMC、Loyle Carner が Madlib プロデュースの新曲を配信リリース!
2020.11.12
2017年のデビュー作『Yesterday’s Gone』で華々しくデビューした南ロンドン出身のMC、Loyle Carner。<Mercury Prize>や<BRIT Awards>などにノミネートされ、2019年に発表したセカンド・アルバム『Not Waving, But Drowning』は全英チャート3位を獲得。そんな彼が2020年初となるニューシングル「Yesterday」を配信リリースした。敬愛する米プロデューサー Madlib がビートを提供しており、Loyle は本楽曲について以下のように述べている。
Madlib が僕の音楽的ヒーロであることはみんな知っています。この曲は2年ぐらい前に書きましたが、当初はサンプル音源の権利をクリアするのに苦労して、この曲が日の目をみることはないだろうと思っていました。この曲は、白か黒かどちらかを選択せざるを得ない世界の中で、白と黒(の混血)であることについての曲です。より尊重され、受け入れられ、理解される時代へ、私たちが一丸となって進むことができることを願っています。
MVの監督を務めたのはLoyle Carnerの実の弟であるRyan。楽曲とリンクするようにMVでは、主人公の少年が大人になっていく様子が描かれており、成長し周囲の世界を理解するようになるにつれて、政治的・社会的差別に反対する声をあげはじめ、次の世代にバトンを渡していくストーリーになっている。