砂漠のジミヘンこと Mdou Moctar が Matador Records と契約!新曲 「Chismiten」を公開
2020.10.12
Photo by Cem Misirlioglu
ニジェール共和国のサイケ・ヒーローにして、今世界で最も注目を集めるギタリストのひとり、Mdou Moctar (エムドゥ・モクター) が米名門〈Matador Records〉との契約を発表。2021年にリリース予定の新作アルバムの幕開けとなる強烈な新曲「Chismiten」を公開した。
“自発的で祝賀的な雰囲気と緊張感が混在する白熱のギター・ミュージック” – Pitchfork
プリンスの「パープル・レイン」を再考した初の トゥアレグ語映画「Akounak Tedalat Taha Tazoughai」で主演を務めたことで世界から注目を集めたギタリスト、ソングライターのエムドゥー・モクターを中心とした4人組バンドは破竹の勢いで走るリズム・セクション、伝統的なトゥアレグのメロディズムと、奇しくも先日亡くなったエディ・ヴァン・ヘイレンが放った大胆な威厳の両方をルーツとした唯一無二のサウンドで世界中のフェスティバルを席巻。
「俺たちのコンサートでは、演奏する音楽について話すことはないし、セットリストを書き出すこともない。自分が感じていることが頭に浮かんでくれば何でもいいんだ」
彼らのライヴのエネルギーは比類なきもので、『Masters of Reality』時代のブラック・サバスの魅惑的なブギーから、ブラック・ウフルの崇高でしびれるようなグルーヴまでをも彷彿とさせる獰猛なバンド・アンサンブルでいとも簡単にオーディエンスを爆発的に盛り上げている。今最も待たれているエムドゥ・モクターの最新アルバムは2021年に〈Matador Records〉より発表される。