ドイツの作曲家/ピアニスト Nils Frahm、ピアノ・ソロ作品集『Empty』をリリース!
2020.03.28
今年で88回目を迎えたピアノ・デイの創設者であり、ドイツの作曲家/ピアニスト/プロデューサー Nils Frahm (ニルス・フラーム) が、この未曾有の状況に直面して、8つのピアノ・ソロ作品集『Empty』を 3/28 にリリースしました。Nils Frahm が親指を骨折し、同じように親密なピアノ・ソロアルバム『Screws』を作曲する直前に構想された『Empty』は、彼が友人で映画監督の Benoit Toulemonde と撮影した短編アートフィルムの音楽として録音された、シンプルで穏やかな8つの小品で構成された心が落ち着く作品です。
辛辣で憂鬱なオープニングの「First Defeat」から、穏やかで多幸感に満ちた「No Step On Wing」、思索的でありながらも希望に満ちたクローザーの「Black Notes」まで、感情を漂わせながら、1分間の詩的な沈黙を持つ『Empty』は、この激動の時代を慰めるスコアです。本作について Nils Frahm は以下のようにメッセージを寄せています。
“親指を骨折して病院から戻ってきて録音を聴いたとき、未完成だと感じました。私はそれらを脇に置いて、私の小さなアルバム『Screws』に取り掛かろうと決めました。この子守唄を皆さんと共有できる良い機会だと思いました。これらの子守歌が、孤独の日々の中で、あなたが心を強く穏やかに保つのに役立つことを願っています。
愛をこめて、ニルス