• 10/27 (Fri)
  • Julien Baker

      

    大注目のSSW、Julien Baker がセカンドアルバム『Turn Out the Lights』を Matador から 10/27 リリース決定!

    テネシー州メンフィスを拠点に活動する現在21歳のシンガー・ソングライター Julien Baker (ジュリアン・ベイカー) がニューアルバム『Turn Out the Lights』を Matador から 10/27 リリース決定!2015年最も高い評価を集めたデビュー作の一つとされた『Sprained Ankle』を、友人と一緒に若干18歳で書き上げ、ソングライターとリリシストとしての才能に大きな注目を集めたジュリアン・ベイカー。

    女性であること、同性愛者であること、クリスチャンであること、自身のアイデンティティーと壮絶な経験を通して、孤独や自己破壊への衝動、信仰とそこから生まれる葛藤を誠実にドキュメントした内容を、The New York Times が「今にも壊れそうな儚さから告白へ至る強さ、贖罪とトラウマを詩的に豊かに表現した音楽」、Pitchfork が「素晴らしい才能を持った作曲家であり、彼女のイメージは感覚を突き刺してくるが、その声は人の心を掴んで離さない」と評した他、Rolling Stone、Noisey、MOJO など主要音楽メディアがこぞって賞賛し、エリオット・スミスのトリビュート・アルバム『Say Yes! A Tribute to Elliott Smith』への参加を経て、今年に入って〈Matador Records〉と契約。

    先週にはベル・アンド・セバスチャン、今週もベン・フォールズのサポートを務めるなど、さらなる注目が集まる中、待望の最新アルバム『Turn Out The Lights』を10月27日(金)に世界同時リリースすることが発表された。また今回の発表に合わせて、1stシングル「Appointments」の配信がスタートした。


    今作のためにメンフィスに戻ってきたことで、まさに一周したという感じがする。わたしはメンフィスという地をとても誇りにしているし、この地で出会った芸術的才能にあふれた人々を自慢して見せたかった。(振付師の)クリスティーナ・マッキニーや、ビデオに登場している多くの友人たちだけでなく、長年親しく一緒に仕事をしてきた仲間たちみんなをね。撮影場所はすべてメンフィスを中心にして、打ち解けた感じを失わないようにするために、ソフィアがすごく頑張ってくれた。わたしにとって大きな意味がある場所だから、大切な人たちと一緒に撮影してくれて、本当に感謝している。音楽を作ることの最も喜ばしい側面は、自分自身のみならずもっと多くの人に届いて、それが共有される可能性があることよ。他の人たちと一緒に、そしてその人たちのために、何かを作るというのは本当に意味のあることだった。そうしてこの曲と同じくらい個人的な何かを取り上げて、そこに他の人たちを誘い入れ、彼らには彼らが抱える「何か」を、それがどんなことであれ、表現してもらった
    – Julien Baker

    ジュリアンが生まれ育ったテネシー州メンフィスの伝説的スタジオ、Ardent Studiosでレコーディングされた本作『Turn Out The Lights』では、聴くものの感情を揺さぶるソングライティング・スタイルはそのままに、『Sprained Ankle』で見られた音作りや視点をさらに追求。アルバム全体を通して、自身や大切な人たちの人生を題材に、困難にどう向き合うべきか、そしてそれがどのように自分自身や周囲に影響を与えるかという、誰もが持つ内に秘めた葛藤を切実に歌い上げる。

    作詞作曲はジュリアン・ベイカーが行い、ザ・ナショナル、アーケイド・ファイアー、ザ・マシーンらを手がけてきたエンジニア、クレイグ・シルヴェイがミックスを務めている。盤CDには「Red Door (Demo)」と「Funeral Pyre」の2曲がボーナストラックとして追加収録され、解説書と歌詞対訳が封入される。iTunes では『Mastered for iTunes』フォーマットでマスタリングされた高音質音源での配信となり、アルバムを予約すると、公開された「Appointments」が先行ダウンロードできる。

    ……彼女の歌声は以前にも増して力強く届いてくる。まるで彼女自身が、自分と同じように喪失感を抱える大勢の孤独な人たちに向かって歌っているのだということを自覚しているかのように
    – Pitchfork【Best New Track】

    インディーロックの世界において、ジュリアン・ベイカーほどいわくありげで、弾力性があり、何気ない痛ましさを備えた歌い手はほとんどいない
    – The New York Times

    最初のシングルが……深いサウンドを響かせているのは驚くべきことではない。ベイカーの抱える寂しさによってサウンドの豊かさが犠牲になることはなく、時として彼女の楽曲は、自覚のないままに、何かに取り付かれているように思える
    – New York Magazine’s Vulture

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