UKカーディフ出身の男女混合7人組インディーポップ・バンド Los Campesinos! (ロス・キャンペシーノス!) 約3年振りとなる通算6枚目のニューアルバム『Sick Scenes』を Wichita Recordings から 2/24 リリースが決定!先行シングル「I Broke Up in Amarante」の試聴が開始されました。2006年の結成以来、ロスキャン印ともいえる胸キュン・サウンドとユニークな歌詞でこれまで発表してきた5枚のオリジナル・アルバムは全て国内外の媒体で高い評価を獲得。ここ日本でも来日公演を複数回行なっており人気を博しているロス・キャンペシーノス!。そんな彼らが、前作『ノー・ブルーズ』以来、約3年ぶりの新作『Sick Scenes』を来年2月にリリースすることを発表。今作は、彼らの古巣レーベルであるウィチタからのリリースとなる。 アルバムは長年のコラボレーターであるジョン・グッドマンソン(ブロンド・レッドヘッド、デス・キャブ・フォー・キューティ他)と、ギター&ボーカルのトムと共にポルトガルのフリダオにてユーロ2016の真っ只中レコーディングされた。ミキサーにはジミー・ロバートソン(ハイム、フォールズ、ジェイミーT、LCD サウンドシステム)、マスターにはグレッグ・カルビ(ボン・イヴェール、アラバマ・シェイクス、ノラ・ジョーンズ)が名を連ねている。 アルバムについてトムは次のように話している。「リリースの間隔がこれほど空いたのは今作が初めて。その理由は様々だけど、ひとつはあえてできるだけ長くアイディアをまとめることを避けていたんだ。その方が、再び曲作りを開始したときにワクワク出来ると思って。 僕は2015年にパフューム・ジーニアスのツアーに同行したんだけど、バスでの長距離移動で持て余した時間で音楽を聴いてはそれを振り返っていたこと、そしてパフューム・ジーニアスの美しくヘンテコな音楽を毎晩聴いていたことが相まって、あらためて楽曲に関するアイディアを追求することを楽しめた。ツアーの中間地点、シアトルで2週間ほどオフがあったときにこれまで書き留めておいたアイディアを集めて、ニュー・アルバムの制作に取り掛かったんだ」。 同楽曲についてボーカルのギャレスは、「心の健康を害し、自分のコントロールの効かない何かに対して理由づけて、自分で自分を慰めることについての曲だよ。具体的に言うと、常に酔っ払うことを主な対処メカニズムとして、アマランテ(ポルトガル北部の田舎町)の猛烈な暑さと、失望しかない国際的なサッカー・トーナメントを乗り切っていたということ」とコメント。 この曲を筆頭に、今作にはリーグ戦ではないサッカー試合を背景幕として、処方薬、倒壊しそうな町といった、どれもシックな(気がめいった)シーン(状況)ばかりについての曲がつまっている。 そんなロス・キャンペシーノス!は、12月に行なう、新作からの楽曲をいち早く披露する地元カーディフの公演がすでにソールド・アウト。来年2月からスタートする北米ツアーでは、5年ぶりとなる西海岸公演も決定していることから、待ち焦がれていたファンが殺到することが予想される。2011年以来実現していない来日公演も、新作のリリースを機に開催できることを願うばかりだ。
tracklist: 01 Renato Dall’Ara (2008) 02 Sad Suppers 03 I Broke Up in Amarante 04 A Slow, Slow Death 05 The Fall of Home 06 5 Flucloxacillin 07 Here’s to the Fourth Time! 08 For Whom the Belly Tolls 09 Got Stendhal’s 10 A Litany/Heart Swells 11 Hung Empty
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