Bon Iver、ニュアルバム『SABLE, fABLE』を 4/11 リリース!

2025.02.12

ジャスティン・ヴァーノンによるプロジェクト Bon Iver、ニュアルバム『SABLE, fABLE』を Jagjaguwar から 4/11 リリース!ニューシングル「Everything Is Peaceful Love」のミュージックビデオを公開しました。Bon Iver の3曲入りコレクション『SABLE』は、暗闇に包まれたプロローグであり、新たな可能性への道を切り拓くための「制御された炎」だった。そして、その続編にあたるのが『fABLE』です。

『SABLE』が孤独をテーマにした作品だったのに対し、『fABLE』は差し伸べられた手のような存在だ。ヴァーノンの声を包み込むように、輝かしく繊細なポップミュージックが響き、新たな美しい時代への視線が向けられている。アルバムのすべての楽曲で、彼の視線はたった一人の特定の人物に注がれている。それは愛だ。そこには、圧倒的な明晰さ、集中力、そして誠実さがある。特に「Everything Is Peaceful Love」では、初めて出会った瞬間に圧倒される男の姿が描かれている。

「Walk Home」では、抗いがたい欲望と情熱的な愛が展開される。このアルバムの主人公は、目の前に広がる未来を鮮やかに見ている。そこには、パートナー、新しい思い出、そしてもしかすると家庭も含まれているのかもしれない。恋に落ちることには、否定しがたい癒しの力がある。誰かと深く結びつくことは、突然開かれた扉から光が差し込むような感覚をもたらす。だが、『SABLE』と『fABLE』が一つの流れの中にあるのには理由がある。どれほど明るい時を過ごしていても、影は必ずその存在を主張する。

たとえ新しい章に足を踏み入れても、自分自身の過去や根本的な葛藤から逃れることはできない。「寓話(fable)」は、単なるおとぎ話ではない。そこには、解放された喜びやスペイン旅行のような幸せな瞬間もある。しかし、寓話とは決してハッピーエンドのためにあるものではなく、そこから学びを得るために存在するものだ。

アルバムの終盤で、彼は忍耐と努力の必要性を認める。誰かと深く関わるには、無私のリズムが求められる。最後の曲、そしてアルバム全体を通じて、彼は一つの誓いを立てている。「自分は、その歩調を見つける準備ができている」と。

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