UKのポストパンク・バンド Squid、サードアルバム『Cowards』をリリース!
UKのポストパンク・バンド Squid、悪について描かれたサードアルバム『Cowards』を Warp Records から 2/7 リリース!先行シングル「Crispy Skin」のミュージックビデオを公開しました。この曲について、バンドのリードボーカル兼ドラマーのオリー・ジャッジは次のように述べています。
「Crispy Skin」は、私が読んだディストピア小説『Tender Is The Flesh』からインスピレーションを得た歌詞になっています。そこでは、人食いが社会の常識となっており、人間はスーパーで製造・販売されています。このような本を読んだとき、ほとんどの人は、物語の中で道徳的に正しい立場にいる人物として自分自身を想像すると思います。絶望と恐怖に満ちた物語の中で道徳的な判断を下すことがいかに困難であるかを歌った曲です。もし私が実際にそのような世界に身を置くことになったら、おそらくこの場合は臆病者になってしまうでしょう。
収録曲「Cro-Magnon Man」のビジュアライザーを公開!
「Crispy Skin」のような楽曲は、魅力的なメロディと成熟した楽器演奏が際立ち、激しい歌詞と対照的である。この曲は、魅力的なシンセサイザーのシーケンスで始まり、壮大かつ控えめなトーンを打ち出している。
収録曲「Building 650」のMV公開!
本作『Cowards』の制作には、次のようなメンバーを迎えています。デンマークの実験的シンガーソングライター Clarissa Connelly、作曲家、ピアニスト、歌手の Tony Njoku、パンクグループ Pozi の Rosa Brook、パーカッショニストの Zands Duggan、そしてヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの Ruisi Quartet です。Marta Salogni、Grace Banks、Dan Carey がプロデュースを担当し、ミキシングは Tortoise のドラマー John McEntire、マスタリングは Heba Kadry が担当しました。
NYで行われた「Crispy Skin」のライブ映像を公開!
Squid の3枚目となるこのアルバムは、初期のポストパンクのルーツから、よりアートロック的な探求へと進化を遂げた Squid の姿を映し出す。表現力豊かで楽器の音が複雑に絡み合い、暗く詩的なテーマを掘り下げた変革的な作品となってる。また、彼ら特有の緊迫感を保ちつつ、サイケデリックな華やかさとコスミッシェな広がりの要素を取り入れている。