Goat、セルフタイトルとなるニューアルバム『Goat』を 10/11 リリース!

2024.07.30

Goat、セルフタイトルとなるニューアルバム『Goat』を 10/11 リリース!

スウェーデンの無国籍エクスペリメンタル・異次元サイケロック・バンド Goat、セルフタイトルとなるニューアルバム『Goat』を 10/11 リリース!先行シングル「Ouroboros」を公開。Ouroboros (ウロボロス = 蛇や竜が自分の尾を食べるアイコン) は、ある人にとっては自然の残忍さを表現しているように見える。また、グノーシス主義的傾向のある人にとっては、人間の神と地上の二元性を象徴している。しかし、最も一般的なのは、この地球上の生命を特徴づける死と再生の終わりなきサイクルを意味するものと考えられている。そのため、常に神秘的で終わりなき復活を遂げる集団であるヤギの世界では、このイメージが大きく迫ってくる。

先行シングル「Ouroboros」を公開!

『Requiem』や『Oh Death』というアルバム名を持つバンドだが、この名を冠した一撃は、超越と変態が彼らの合言葉であることを改めて証明している。ソウル・サーチングでフォーク調の『Medicine』、シェーン・メドウズ監督の『The Gallows Pole』のダークでアトモスフェリックなサウンドトラックといった未知の領域に続く『Goat』では、この予測不可能なバンドが、紛れもない高揚感ときらめくスタイルで、リズム主導の儀式を呼び起こしている。

このメルヘンチックな変身は、10年以上前にこのバンドを初めて知った時のパーティーの次元を呼び起こす一方で、カーブボールや好奇心にも事欠かない。「One More Death」と「Goatbrain」は、鋭いファンクに突き動かされ、情け容赦ないファズ/ワウのかかったギターに憑りつかれた快楽主義的精神を体現する、壮大な幕開けだ。しかし、これらと「Dollar Bill」の不潔でうねるようなグルーヴが、昔からのゴート信者にとっては馴染み深い領域であるとすれば、「Fools Journey」は、彼方への旅の最初の一歩に過ぎない。フリー・ジャズとシャーマンの含みを注入した至福の漂う瞑想は、同時進行中のプロジェクト「Djinn」の特徴を備えている。

このバンドが過去、現在、未来を難なく跨ぐという概念に忠実な「Frisco Beaver」は、執拗なギター・フィリグリーとパーカッション主導のトランス・ステートに支えられた、抗いがたいパーティー・スターターで、2012年の『World Music』に収録された「Disco Fever」の文字通り続編である。とはいえ、他の場所でヤギは新たな地平に目を向け、これまでで最も正しいバイブレーションを届けてくれるだろう。バンドのヒップホップへの愛は、ノリノリの儀式的なスローダウン「Zombie」や、エンドクレジットで流れる壮大なアルバムのクローズ「Ouroboros」の燃料となっている。そしてそれはまた、錬金術における最古の寓意的シンボルであるタイトルのように、結局のところ、われわれはスタート地点に戻ってきたということでもある。ブラッド・ドゥーリフ演じるヘイゼル・モーツが1979年の映画『Wiseblood』でこう言ったように。

あなたがどこから来たのかはもうわからない。そして、今いる場所も、そこから逃げ出さない限り意味がない。

再生と啓示に満ちた Goat の永遠の今、これほど強力な逃避手段はない。

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