新生アンビエント・ジャズ・プロジェクト SML、デビューアルバム『Small Medium Large』を 7/9 リリース!

2024.05.21

Small Medium Large

新生アンビエント・ジャズ・プロジェクト SML が始動!グラミー賞受賞作プロデューサー/サックス奏者 Josh Johnson はじめ、アンビエント界の新生 Jeremiah Chiu など、注目すべき実力派クインテットがデビューアルバム『Small Medium Large』をシカゴの先鋭ジャズ・レーベル International Anthem Recording Co から 7/9 リリース!先行曲「Industry」を公開しました。

SML は、ベーシスト Anna Butterss (Jeff Parker, Daniel Villarreal, Makaya McCraven)、シンセサイザー奏者Jeremiah Chiu (Ariel Kalma, Marta Sofia-Honer)、サックス奏者 Josh Johnson (Jeff Parker, Makaya McCraven, Nate Mercereau, Marquis Hill)、パーカッショニストの Booker Stardrum (Amirtha Kidambi, Carl Stone, Lee Ranaldo, Patrick Shiroishi)、ギタリストの Gregory Uhlmann (Sam Wilkes, Meg Duffy, Perfume Genius) から成るクインテット。彼らのデビュー・アルバム『Small Medium Large』は、急成長するLAの新しいジャズ&即興音楽サウンドの主要な発展場として愛されてきたハイランド・パークのライブハウス ETA で、2夜にわたって録音された長編即興曲のコレクションとして始まった。

Jeff Parker の2022年のアルバム『Mondays at the Enfield Tennis Academy』でおそらくLA以外では最もよく知られているこの会場は、SML のスタート地点として完璧な場所であった。『Small Medium Large』は、Bryce Gonzales がエンジニアリングとナグラへのステレオ・ダイレクト・レコーディングを行い、SML がプロデュース、レコーディング、スタジオ作曲を加えて編集、編曲、編集した。

ステレオ・ミックスされた即興演奏を編集し、切り刻み、並べ替えることは、ほとんど新しいコンセプトではないが (現代的で適切な例としては、IARC での Makaya McCraven の作品を挙げることができる)、これらの結果は、『Bitches Brew』、『On The Corner』、『Get Up With It』といった名盤で探求された Teo Macero / Miles Davis の編集コンセプトを見事に拡張したものだ。しかし、スタイル的には、これらのレコーディングは、ハルモニアのプロト・トランスの反復や、Holgar Czukay の Can との仕事で使われた再アセンブラージュ技法との共通点が多い。横田晋のフローティング・パターン・ポリリズムのコンセプトをこの上なく直感的に活用することで、タイム・クロックされたエレクトロニック・リズムを生演奏のパーカッションで補強しながらも、つかみどころのない人間的な揺らぎを維持した、実に魅惑的な作品に仕上がっている。

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