海援隊の「人として」を聴きながら土手歩いてますか?
ラジオ・インディーネイティブ・深夜便という新企画を始めました。詳しくは、ラジオ・インディーネイティブ・深夜便のトップページをご覧下さい。
先日、NHKのラジオ深夜便を聞いていると、聴いたことのある声で心にぐっとくる曲が流れていました。真夜中に調べてみると海援隊の「故郷未だ忘難く」という曲でした。海援隊が1973年に発表したセカンドアルバム『堕落編』に収録されており、レコードの帯には次のように書かれています。
振り向くたびに故郷は遠くなるような気がします …..
曲名通り、非常に郷愁を誘う楽曲です。海援隊というか、武田鉄矢の歌声好きなのですが、私の世代ですと、武田鉄矢と言えば3年B組 (上戸彩の頃) 金八先生であり、その前は映画ドラえもんの主題歌をいくつも手がけています。つまり、ある世代は刷り込まれているんですね。
『ドラえもんのび太とアニマル・プラネット』主題歌「天までとどけ」
『ドラえもんのび太と日本誕生』主題歌「時の旅人」
『ドラえもんのび太とアニマル・プラネット』は何度も見ました … この頃の作曲は、アリスの堀内孝雄なんですね。
男はつらいよ21作『寅次郎わが道をゆく』
30代を過ぎた頃に映画『男はつらいよ』のモダンさ、家族愛、古き良き日本的な情景に魅了されて、全作品を見たのですが、武田鉄矢も第21作『寅次郎わが道をゆく』に出演してるんですね。寅さんがラインダンスをしている、今作のマドンナ、木の実ナナに惚れてしまいラインダンスを見に通う的な内容です。
武田鉄矢の役は、田舎で腐ってて、ある時寅さんを追って都会に出てくる役なのですが、若い頃の武田鉄矢も、キャラも眉毛も濃くてかなり面白くて際立っています。
他にも武田鉄矢が出ていて夢中になって見ていたドラマと言えば、『白夜行』、『龍馬伝』でしょうかね。特に、『白夜行』は再放送か何かで見て夢中になって見ていたのですが、刑事役の武田鉄矢の迫真の演技は凄まじいものがありました。
「人として」を聞きながら土手歩いていますか?
武田鉄矢、海援隊と言えば「人として」を聞きながら土手を歩くのが基本だと思いますが、この曲と並行して忘れてはならないのが「スタートライン」です。
そしてこの曲を出したら、ペダルを漕ぐ曲「新しい人へ」もご紹介しなければいけません。
お気付きの方も多いと思いますが、金八関連ソングです。これは名曲揃いですね … 今改めて聞くと心に染み渡るのではないでしょうか。他には、初期のアルバムに収録されている「ちょっと甘めのオールド・ラブ・ソング」、「思えば遠くへ来たもんだ」など雰囲気があっておすすめです。
「ちょっと甘めのオールド・ラブ・ソング」
「思えば遠くへ来たもんだ」
春、新学期ということで金八こと武田鉄矢の楽曲を聴いてスタートさせてみるのも良いかもしれません。