カナダの親密なフォーク・バンド Loving、2ndアルバム『Any Light』をリリース!
カナダ・ビクトリアの親密なローファイ・サイケデリック・フォークを奏でるマルチ・インストゥルメンタリスト/ソングライターのジェシー・ヘンダーソンとデヴィッド・パリーによるバンド Loving、待望の2ndアルバム『Any Light』を Last Gang Records / MNRK から 2/9 リリース!先行シングル「Blue」を公開しました。この10曲入りのアルバムは、2020年のデビューアルバム『If I Am Only My Thoughts』から音的に飛躍したもので、これまでで最もパワフルで感情に影響を与える楽曲が収録されている。
収録曲「MEDICINE」のMVを公開!
『Any Light』で Loving は、偶然のひらめきから生まれた曲の数々を披露している。自然発生的に作曲された詩、長い間忘れていたボイスメモ、スタジオ・スペースで発掘された不思議なほど適切な本などだ。ヘンダーソンとパリーは、長時間に及ぶ自由な実験に身をゆだねることで、これらの楽曲に命を吹き込んだ。そのような淡々とした探求を経て、Loving は、ロマンチックな愛、憂鬱、実存的な不確かさ、デジタル化が進む世界で生きることの精神的な結果など、複雑な問題を考察する曲でありながら、同じような魅力的な受容性の感覚を誘う作品群にたどり着いた。Loving のヴォーカリスト兼作詞家であるヘンダーソンはこう説明する。
収録曲「No Mast」を公開!
私にとって、光は気づきや洞察を意味し、それはこれらの曲の多くが視点の変化を記録していることと結びついている。
『Any Light』は、バンクーバー島の Risque Disque スタジオで形づくられ、ラヴィングは音楽のボキャブラリーとレパートリーを大きく広げた。トランペット、ティンパニ、ヴィブラフォン、ストリングス、オルガンを使った瑞々しいアレンジが施され、前作よりもはるかに手の込んだサウンドに仕上がっている。過去作の繊細なインディー・フォークとは一線を画すものの、ラヴィングは2016年のデビューEPで初めて見せた詩的な内省と、世界中のステージで披露してきた魅力的で温かな存在感を全曲に吹き込んでいる。
『Any Light』ストリーミング
ヘンダーソンとパリーは『Any Light』の楽器編成のほとんどを自分たちでこなし、ヘンダーソンはピアノ、ウーリッツァー、ギター、オルガンを、パリーはギター、ベース、ドラム、パーカッション、鍵盤を担当したが、Loving はシンガー・ソングライターのエヴァン・チードルがギター、マルチ・インストゥルメンタリストのコリン・ニーリスがストリングス、キーナン・ミッタグ=デガラがパーカッションを担当するなど、何人かのミュージシャンの友人の助けも借りて、アルバムの細部まで作り込まれたトラックを形作った。
シアトルのラジオ局 KEXP に出演したスタジオライブ映像が公開!
tracklist:
1.Any Light
2.Medicine
3.Uncanny Valley
4.No Mast
5.On My Way To You
6.Gift
7.To Turn
8.Ask Directions
9.The Light In You
10.Blue