メルボルンのパンク・ファンク・アイコン NO ZU、2曲入りのシングル「Last Words」をリリース!
今年初めに正式に解散したオーストラリア・メルボルンのパンク・ファンク・アイコン NO ZU がファンへの別れを告げる2曲入りのシングル「Last Words」をリリース!23 Skidoo の1981年のポスト・パンクの逸品「Last Words」のテイクと、Grim Up North(ノルウェーの著名プロデューサー Rune Lindbaek とUKのアイコン Idjut Boys の Dan Tyler による新しいコラボレーション)による「Heat Beat Head」(2022年のEP『Heat Beat』収録)のリミックスが対になっている。
NO ZU は、口笛、雄叫び、ティンバレス、ホーン、そして彼ら自身が考案した新しい歌詞など、ZUのトレードマークでトラックを埋め尽くした。Grim Up North による「Heat Beat Head」のリミックスは、ダークなクラブ要素を強調し、このトラックを脈打つ深夜のアンセムに変えている。NO ZU は2022年に『Heat Beat EP』をリリースし、敬愛するヴォーカリスト、ダフネ・カムフが2021年に他界する前にバンドで録音した最後の音源を収録した。夏の間、チャプターフェスト30、ブリスベンのナイン・ライヴス・フェスティバル、メルボルンでのソールドアウト・ヘッドライン・ライヴなど、汗ばむような素晴らしいライヴを行った後、今年3月に活動を休止した。
リード・ヒート・ビートのシングル「Liquid Love」は、2023年ミュージック・ビクトリア賞の最優秀楽曲賞にノミネートされたばかりだ。2007年に結成された NO ZU は、アルバム『Life』(2012年)と『Afterlife』(2016年)、一連のEPをリリースし、バルセロナのプリマヴェーラ・フェスティバルからメキシコのフェスティバル NRMAL、メレディスのゴールデン・プレインズまで、世界中のステージを席巻した。
磁力を持ち、疲れ知らずのニコラス・ウージェスに率いられた NO ZU の多重肢体、突然変異パンク・ファンクは、15年以上にわたって進化し、オーストラリアで最も個性的で放蕩的なグループのひとつとなった。NO ZU は解散したが、Cong Josie(シンガーの Nic Oogjes をフィーチャー)、Split System(ZUのパーカッショニスト Mitch Clemens をフィーチャー)、Sui Zhen(ZU の卒業生 Becky Sui Zhen と Andrew Noble をフィーチャー)、そしてサックス奏者 Cayn Borthwick のソロ・ワークといったプロジェクトの形で、ZUのエネルギーは生き続けている。