シカゴのインディーロック・バンド Slow Pulp、待望のセカンドアルバム『Yard』をリリース!
ウィスコンシン出身でシカゴを拠点に活動するインディーロック・バンド Slow Pulp (スロー・パルプ)、待望のセカンドアルバム『Yard』を Anti- Records から 9/29 リリースをアナウンス!先行シングル「Cramps」に続く、ニューシングル「Slugs」を公開しました。先に公開された「Cramps」は、バンドのポストパンク・シューゲイザーブレンドを背景に、リードシンガーの Emily Massey が歪んだテープデッキで歌っているようなクールなトラックで、パチパチと音を立てています。
先行シングル「Cramps」のビジュアライザーを公開!
この曲は、私がその日特に生理痛がひどいと宣言した直後の練習でのジャムから生まれました。他の人にあったらいいなと思うものを探して、自分に足りないと感じる身体的・感情的な属性をすべて備えたこのキャラクターを頭の中で作ることなんだ。
Slow Pulp はエレクトリックな化学反応を起こし、『Yard』では新たなサウンドの高みに軽快に到達している。初期の楽曲に見られた粘着性のあるフックとドリーミーなロックをベースに、『Yard』はより大きなサウンドを作り上げた。元気のないギター、泣きのアメリカーナ、骨太のピアノ・バラード、そしてベルト・アロングにふさわしいポップ・パンクを通して、彼らは孤独というテーマと、自分自身と心地よく付き合うことを学ぶ過程、そして他者を信頼し、愛し、寄り添うことを学ぶことの重要性に取り組んでいる。
収録曲「Slugs」のMVを公開!
『Yard』の中毒性のあるニューシングル「Slugs」のコードは、ギタリスト兼プロデューサーの Henry Stoehr が小学6年生の時に片思いの相手のために書いた曲で、彼が初めて書いた曲のひとつである。マッシーは、暖かいギターのファズとシロップのようなバック・ヴォーカルにのせて、「君は夏のヒット曲だ / 僕はそれを歌っているんだ」と歌う。「Slugs」は簡単に言えば、夏に恋に落ちることを歌っている。
この曲は、誰かと知り合うことの新鮮さとフレッシュさが、その人のことをどれだけ気にかけるようになったかを実感することで、一抹の恐怖に変わるような場所に生きている。私は人間関係に関して、不安や無常感に支配されがちだ。おそらく、過去に人間関係の基盤が不安定だったり、複雑だったりしたせいだろう。でも、突然、初めて、健全な愛着と相互賞賛のある、安全だと感じられるものの中にいる自分に気づき、不確実性の必然性がより簡単に受け入れられるようになった。この曲は、恋愛におけるさまざまなタイプの初めての瞬間という時代を超越したもので、この一周の瞬間を見つけたことは、とても素敵なことだと思う。
収録曲「Doubt」のビジュアライザーを公開!
Slow Pulp が、ニュアンス、印象、矛盾のポケットに心地よく入り込んでいく。その点で、Slow Pulp を聴くと、まるで長い付き合いの人と一緒に部屋にいるような気分になる。おそらくこれは、バンド自身が共有する歴史と化学反応から生まれたものだろう。様々な意味で、4人は一緒に育ち、今も育ちつつあるのだ。
収録曲「Broadview」のビジュアライザーを公開!
中西部のインディー・ロック・バンドである彼らのドリーミーな曲は、ムーディーなシューゲイザー、フックのあるグランジ、親しみやすいローファイを基調としている。バンドは2020年に『Moveys』からフル・アルバムでデビュー。2021年にリリースした7インチ『Deleted Scenes』以降、2021年の「In Too Deep」や2023年の「Cramps」といったシングルでは、フックのあるグランジ・ポップに焦点を当てた。『Yard』は2枚目のフルアルバムで、ANTI- と契約して初のアルバムとなる。
『Yard』ストリーミング
The Late Show に出演した「Dobut」のパフォーマンス映像が公開!
Saturday Sessions に出演した「Slugs」のパフォーマンス映像が公開!
バンドは今年、Death Cab for Cutie と共に1ヶ月間のヨーロッパ・ツアーに出発し、その後5月に Pixies のオープニングを務める西海岸の一部の日程に参加しています。2020年のデビューアルバム『Moveys』以来となるスタジオアルバム。
シアトルのラジオ局 KEXP に出演したスタジオライブ映像が公開!
tracklist:
1. Gone 2
2. Doubt
3. Cramps
4. Slugs
5. Yard
6. Carina Phone 1000
7. Worm
8. MUD
9. Broadview
10. Fishes