多国籍な音楽プロジェクト Asa Tone、ニューアルバム『Live at New Forms』をリリース!
ジャカルタ生まれの Melati Malay (Young Magic) と、NYを拠点とする Tristan Arp と Kaazi から成る、多国籍な音楽プロジェクト Asa Tone が、ニューアルバム『Live at New Forms』を 11/19 リリース!先行シングル「II」のミュージックビデオを公開しました。コロナ禍により偶発的に生み出された本作『Live at New Forms』は、元々バンクーバーの New Forms Festival のために Yu Su から依頼を受け、コロナ禍で封鎖・隔離状況にある中製作した、リモート・デジタル・32チャンネル・パフォーマンスのステレオ・ドキュメントとなっています。
先行シングル「II」のMVを公開!
ジャカルタのジャングルにある仮説スタジオで10日間で録音し、Leaving Records から2020年初頭にリリースしたデビュー・アルバム『Temporary Music』が各所で話題となり、ミュージック・マガジン “ベスト・アルバム 2020” のエレクトロニック・ミュージックで4位に入るなど、未だロングセラーとなっている中、待望の新作が到着した。
収録曲「III」のMV公開!
本作は元々2020年にバンクーバーで開催された New Forms Festival イベントへの固有の作品として、昨年 Music From Memory から素晴らしいアルバムをリリースしたエレクトロニック・ミュージックのプロデューサーで、前述のフェスティバルのキュレーターでもある Yu Su から依頼されたもので、Asa Tone はコロナ禍による検疫中の状態から協力することを決め、不確定で偶発性に基づく新しいアプローチを取り入れた。
『Live at New Forms』ストリーミング
メンバーは、一般的なテンポと主要なパラメーターに準拠しながら、実際に演奏する「曲」の代わりにリアルタイムに生成されるループとフィールド・レコーディングのプールを個別に録音。メキシコ・シティ、ニューヨーク、オーストラリアの熱帯雨林というそれぞれの封鎖環境に対応させ、この非線形の可能性のWEB上で、Asa Tone は Zoom を介してノンストップ30分の作品を構築・完成させた。そしてこれは後に、Yu Su によってバンクーバーの Lobe Studio の4Dサウンド/ 32チャンネル・オーディオ・システムにを介して空間化された。(このインスタレーションには、アーティストの Nika Milano によるカスタム・モジュラー・ビデオ作品が付随しており、Helen Michelle Mackenzie と Khotin 等のパフォーマンスと併せて2020年8月2日に放映された)
Asa Tone 特有の綿密にレイヤードされた立体的でサイケデリックな音像と、シンプルながらトライバルなリズムや心地よいアンビエンスが融合し、シームレスに展開。ガムラン〜アンビエント〜ミニマル〜テクノ〜ニュー・エイジを横断していくような様相には否応無しに引き込まれる。この長尺の録音は、New Forms での Asa Tone のリモート・デジタル・32チャンネル・パフォーマンスのステレオ・ドキュメントでありコロナ禍が偶発的に生み出した貴重な作品である。
■リリース情報
Artist: Asa Tone
Title: Live at New Forms
Label: PLANCHA / Leaving Records
Cat#: ARTPL-161
Format: CD / Digital / Bandcamp
Release Date: 2021.11.19
Price(CD): 2,200 yen + 税
tracklist:
01. I
02. II
03. III
04. IIII
05. IIIII
06. IIIIII
07. IIIIIII
08. IIIIIIII
09. IIIIIIIII
10. IIIIIIIIII