オーストラリア・バイロンベイ出身の5人組エレクトロポップ・バンド Parcels (パーセルズ) が2018年のセルフタイトル・アルバム『Parcels』以来となるニューシングル「Free」を 6/15 リリース!同曲はバンドのセルフ・プロデュースで、ミックスには英エレクトロ・デュオ Simian Mobile Disco のメンバーであり Arctic Monkeys や Florence and The Machine のプロデューサーの James Ford を起用している。
新曲「Free」のライブ映像を公開!
また、映画『her/世界でひとつの彼女』の楽曲で第86回アカデミー賞作曲賞にノミネートされ、Arcade Fire の長年のコラボレーターとしても知られるカナダのミュージシャン Owen Pallett がオーケストラ・アレンジを手掛けている。レコーディングが行われた場所は、Arctic Monkeysのアルバム『Tranquility Base Hotel & Casino』の制作が行われたパリのスタジオ<La Frette Studios>で、バンドはそこでの楽曲制作について以下のようにコメントしている。
La Frette Studios の2階のリビングルームでパーカッショニストの Pedro を加えて、みんなで一緒にライブでレコーディングを行いました。彼のコンガの演奏は、その日の最初のテイクで部屋を明るくするようなパワーを与えてくれました。これまでにないほど良いグルーヴでした。一日中レコーディングをしましたが、最初の瞬間に勝るものはなく、最終的にその最初のテイクが採用されました。
続けて、楽曲については以下のようにコメントしている。
バンドメンバーの Jules (ギター)は、僕たちが地球の反対側に分かれて生活している隔離期間中のある朝にこの曲を書きました。歌詞は遠距離恋愛の複雑さを表現しているようにみえましたが、同時に離れて生活するほかのバンドメンバーへの手紙のようにも感じられました。何事にも恐れずにオープンに自分自身を表現することは、僕らの多くが気づいていない ”自由(Free)” です。
バンドは2020年に、ベルリンのハンザ・スタジオでレコーディングしたライブアルバム『Live Vol. 1』を発表しています。