Satomimagae が名門 RVNG Intl. へ移籍して4作目のアルバム『Hanazono』をリリース!

2021.04.01

Satomimagae

Photo by Mana Hiraki

孤高のサウンドで唯一無二の世界観を紡ぎ出す、東京を中心に活動しているエクスペリメンタル・フォーク・アーティスト Satomimagae が名門 RVNG Intl. へ移籍して4作目のアルバム『Hanazono』を 4/23 リリース!リスナーに繊細に共鳴するエネルギーで包みこんだ音の地球儀を託す。まるで、あなたの身近な世界や空想の世界を楽しむために送られた招待状のような作品。

『Hanazono(花園)』は日々に潜む神秘へのオマージュであり、石ころや川、あるいは風によって呼び覚まされる純粋でプライベートな不思議な感覚を表現しているとも言える。Satomimagae が「小さな宇宙空間」と表現するこの音の空間は、彼女が自身のためだけに創作することができる、世界から安全に切り離されたもののようでもある。

Satomimagae はこれまでに3枚のアルバムと数枚のEPを東京近郊の “この空間” から発表してきた。前作『Kemri』 (2017)と前々作『Koko』(2014)は畠山地平が主宰するレーベル White Paddy Mountain からリリースされた。畠山自身の創作でも見られるテクスチャーを取り入れながらも、Satomimagae のアプローチは常に従来のフォークの様式の外へと向けられている。彼女の幼少期の思い出や無邪気さを原点とした”音楽を作ること”に対する彼女のスタンスが窺える。

収録曲「Manuke」のMV公開!

『Hanazono』に収録されている曲はそれぞれシンプルなテーマ、対象物、イメージに沿って作られており、そのときどきに合わせて揺れなびく花のように、何層にも重なった温かみのあるシンプルなメロディーが生まれている。鳥の鳴き声や URAWA Hideki (今アルバムではミキシング/プロデュースも担当) によるエレキ・ギターが加わり、まるで広大な大地を包む音の天空が広がっている。
彼女のこれまでのパーソナルで内観的な趣からの変化が表現されており、孤独、繊細さを聞き取ることが出来ると同時に、外の世界に対しても共鳴する、繊細な光のバランスのようなものが垣間見れる。目を大きく見開いてこの世界を見渡し、自分がその世界の一部であるような感覚があるのだ。それは青々と生茂る音の草原はフォークテールのレリーフ画さながらのアルバム・カバーにも反映されている。

『Hanazono』ストリーミング

CD は PLANCHA から日本のみ。ヴァイナルは RVNG Intl. と、幾何学模様の Go と Tomo 主宰のアムステルダムを拠点にするレーベル Guruguru Brain からリリースされる。

tracklist:
01. Hebisan
02. Manuke
03. Suiheisen
04. Tsuchi
05. Houkou
06. Uzu
07. Kaze
08. Numa
09. Ashi
10. Ondo
11. Kouji
12. Uchu
13. Kunugi (Bonus Track)

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