元Vampire Weekend の Rostam、セカンドアルバム『Changephobia』をリリース!
元Vampire Weekend のメンバー Rostam 名義で活動を続ける Rostam Batmanglij、セカンドアルバム『Changephobia』を 6/4 リリース!既に公開されている「Unfold You」、「These Kids We Knew」に続くニューシングル「4Runner」を公開しました。12弦のアコースティックギターと華やかなパーカッションが西海岸をドライブしているような気分にさせるポップチューンである「4Runner」は、まさに特別な人とロードトリップに出る親密な空気を捉えた楽曲。
収録曲「These Kids We Knew」
「These Kids We Knew」について Rostam は、「昨年3月の第2週に COVID-19 から回復している間、熱狂的な夢を見ていた時に書かれた」と述べています。
この曲を書いている間、3世代のことを考えていた。地球温暖化を自分たちの問題だと思っていない大人の世代がいて、自分たちは温暖化の影響を受けないと思っているからだ。そして、私よりも若い世代がいて、彼らは確実に起こっていることに対処しなければならないだろう。この曲の中では、若い世代が大人を逮捕して、世界中の都市の路上で裁判をするという妄想をしています。
収録曲「Changephobia」のリリックビデオ公開!
過去3年間に渡り制作が行われ、環境問題など様々な題材に触れたアルバム『Changephobia』のタイトルついて Rostam は以下のように語っています。
収録曲「From The Back Of A Cab」のMV公開!
数年前に公園のベンチで見知らぬ人に出会って、何故かその人に自分が経験した人生の変化について話していた。そしたら彼に「変化はいいものだよ。受け入れるんだ。」と言われて、その言葉に今まで感じたことのない情緒を感じたんだ。
Transphobia (トランスジェンダーへの嫌悪)、Biphobia (両性愛者への嫌悪)、Homophobia (同性愛への嫌悪)。そういった言葉は脅威を含んでいると共に恐怖を表しているようにも思える。変化への恐怖、未知への恐怖、あまり親しみがない未来への恐怖、伝統や定義、権力図が変わってしまうことへの恐怖が根底にあるんじゃないかとね。
性別というものもこのアルバムを制作している間は常に頭の中にあった。愛や人との繋がりについて書いているけど、人との関係性を性別の枠にあてはめたくないことに気づいたんだ。このアルバムに収録されている楽曲は変化への恐怖を祝福するものではない。むしろ正反対とも言える。自らの中にある恐怖心を認めて、そこから成長することのできる人々についての作品なんだ。
『Changephobia』ストリーミング
NPR の Tiny Desk コンサートに出演したセッション映像が公開!
■アルバム情報
アーティスト:Rostam(ロスタム)
タイトル: Changephobia
レーベル:Matsor Projects
リリース日:2021年6月4日(金)