Salami Rose Joe Louis、アルバム『Chapters of Zdenka』をリリース!
ベイエリアを拠点に活動するミュージシャン、作曲家、プロデューサー、惑星科学者である Salami Rose Joe Louis (サラミ・ローズ・ジョー・ルイス) がアルバム『Chapters of Zdenka』を Brainfeeder から 12/11 リリース!収録曲「We’re Dumb」のビジュアライザーを公開しました。本作は2019年に同レーベルからリリースしたアルバム『Zdenka 2080』を制作していた頃に書いた曲を集めた内容になっています。アルバムの前半には、セラピーとして書いた曲が収録され、その多くが日記のような書かれています。自分の心を失うことへの恐怖や、過剰な想像力を持つことの混乱についてや、多くの女性が経験している条件付けにまつわる悲しみや、この条件付けを学び直したいという願望についても語っています。本作について Salami Rose Joe Louis は以下のように話します。
『Zdenka 2080』では、アーティストはポジティブなイメージを創造し、世界に良い影響を与える責任があるということを表現しています。アーティストである Zdenka は、自分の頭の中に閉じ込められていて、自分の行動やアートが周囲や地球人にどのような悪影響を与えているのか、自分の外に出ることができませんでした。このアルバムは、ある意味では、アーティストの自己中心的で、落ち込んでいて、自虐的な側面…ネガティブな思考、自己憐憫、空想、孤独に囚われている側面を表していると言えるかもしれません。
なぜそんなものを世に出したのか…いくつかの理由があると思います。第一に、私は誰もが複数の側面を持っていると思いますし、この完璧志向の社会(完璧なイメージ、完璧な社会的存在)では、自分自身を理解しようとしているときに来る脆弱性と正直になることが重要であることに気付きました。重い世界だからこそ、このアルバムの脆弱性の表現が、一人でも多くの人に少しでも慰めを与えることができたら、出してよかったと思います。次に、私は悲しい音楽を聴くのが好きなので、このメランコリックな曲を聴いてくれる人がいるといいなと思っています。