UKのロックバンド Maximo Park、ニューアルバム『Nature Always Wins』を 2/26 リリース!先行シングル「Child Of The Flatlands」のミュージックビデオを公開。この曲についてフロントマンのポール・スミスは、「私が育った町の精神的、物理的なエッジランドを、遠くの丘の中腹から見た現代のイギリスのスナップショットに挟まれた愛情に満ちた作品です。」と説明します。
「それは、私たちが自然に押し付けようとする秩序よりも、(あらゆる意味での)自然の必然性についてのものです。静かで哀愁を帯びたコーラスは、疎外された人々のためのコミュニティスペースの喪失を嘆き、全体的なペースは長い散歩を思い起こさせ、拾い集めた音、ストリングス、主張の強いピアノをコラージュして、マイルドでサイケデリックなポップなオデッセイを作り出しています。私たちは Greg Hodgson に依頼し、彼のVHSレンズを通して青春の歪んだぼやけた姿を映し出し、音楽のエピソード性を反映した夢のようなティースサイドのビジョンを作りました。うまくいけば、視聴者は都会の風景に自然が侵入してくるような場所で演奏している自分たちの青春の何かに気づくことができるだろう。」
収録曲「All Of Me」のMV公開!
『Nature Always Wins』は自己の概念、バンドとしてのアイデンティティ、そして全体としての人類のそれに焦点を当てた、ある種の考察のような作品である。アルバムのタイトルはネイチャー vs ナーチャー (生まれつきか育ちか) の議論に基づいている。ここでは時間、視点、環境の影響下で変化が可能かどうかが議論される。もしくは、私たちが自身の遺伝に縛られる場合、私たちは誰であり、誰になりたいのか、そして私たちはそれを制御できるのか、と尋ねられる。洗練された3ピースの編成となり、Smith、Lloyd、English の3人は2019年の夏に曲を書き始めた。あわせて、ミュージシャン兼プロデューサーという別種の4人目のメンバーを探した。そこにフィットしたのがアトランタのグラミー受賞プロデューサー、Ben Allen (Animal Collective、Deerhunter) で、彼はバンドの自由な演奏/制作を容認した。一方、予想し得なかったのは、ロックダウンの為にその自由が奪われてしまったことだ。しかし、バンドは技術の進歩を最大限に活用。ニューカッスル/リバプールのバンドと、海を越えたアトランタの Allen との間で、リアルタイムのレコーディング・セッションが行われることとなった。