エレクトロと知性の融合 Holly Herndon、人工知能と共作した挑戦的な最新アルバム『PROTO』をリリース!
Photo by Boris Camaca
海外主要メディア大絶賛!エレクトロニック・ミュージックと知性の融合。Holly Herndon (ホーリー・ハーンダン)、人工知能と共作した挑戦的な最新アルバム『PROTO』が発売。国内仕様盤の帯裏には未公開の特典音源「What If」のダウンロード・コード付き。エレクトロニック・ミュージックとアヴァンギャルドなポップ・ミュージックを追求し続け、常識を突き崩す作品を世に出してきたホーリー・ハーンダンが、英名門レーベル〈4AD〉から最新アルバム『PROTO』を5月10日にリリースした。人工知能(AI)とのコラボレーションによって生み出されたという前代未聞の作品となっている。
“卓越していて、斬新かつまるで別世界のよう。しかし個性に溢れていて、この電子音楽のアルバムの最も驚くべき特徴は、音が非常にソウルフルであることだ”
– The Time ★★★★☆ 【Album of the Week】“ハーンダンの止まらないクリエイティビティとその精錬された音の質感はあなたを45分間飽きさせない”
– Q Magazine ★★★★☆“群を抜いている”
– Daily Mirror ★★★★☆
Holly Herndon は先に、『PROTO』から最新曲「Frontier」を公開。同曲は、米北東部アパラチア山間部に伝わる伝統的な民謡集「セイクレッド・ハープ」の新たな解釈だという。
ホーリー・ハーンダンは、米南部テネシー州出身。幼い頃は合唱団などに参加していたものの、ダンス・ミュージックやテクノの中心地として知られるベルリンへの交換留学プログラムに参加したことを機にベルリンのクラブで演奏経験を積むなど、クラブ・ミュージックに傾倒していった。米国に帰国してからは、カリフォルニア州のミルズカレッジでエレクトロ・ミュージックとレコーディング・メディアの博士号を取得。またThe Elizabeth Mills Crothers Prizeの最優秀作曲賞を受賞している。2012年にデビューアルバム『Movement』をリリースし、2015年には〈4AD〉から2ndアルバム『Platform』を発表。米音楽メディアPitchforkで10点中8.5点を獲得するなど各メディアから賞賛された。現在は米名門スタンフォード大学の博士課程に在籍し、Max/MSPなどのプログラムを使用してエクスペリメンタル・ミュージックの可能性をさらなる高みへと突き詰めている。
収録曲「Eternal」のMV
Spawn をフィーチャーした「Godmother」のMV
最新アルバムは、「Spawn」と名付けられたホーリー自身のAIの“赤ちゃん”とのコラボレーションの中で生まれた。しかし、決して今作がAIについてが主要のテーマとなっている訳ではないという。テクノロジーの進歩と音楽を結び付けたスタンフォード大に在籍するホーリーならではの知性あふれるアプローチが取られた傑作となっている。最新アルバム『PROTO』は、5月10日 (金) にリリースされており、国内仕様盤には歌詞対訳、ライナーノーツが封入される。また、帯裏には未公開の特典音源「What If」のダウンロード・コードが付いている。
“AIの未来を形作っている” – CNN
“野心的” – FADER
“ハミングしたり、口ごもったりしているそれには、生々しい、新生の性質があり、それはまるでジリジリと音を立てて女王蜂を探している蜂の群のようだ。” –「Godmother」について NPR
“人間のインプットを、非人間的なタイミングでアウトプットした、多層からなるグリッチなビートボックス” – 「Godmother」についてNY Times
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