天才ベーシストのレス・クレイプールがフロントマンを務める、米サン・フランシスコ出身の超絶ミクスチャー・ロックバンド Primus (プライマス) が3年振りとなるニューアルバム『The Desaturating Seven』を ATO から 9/29 リリースが決定!先行シングル「The Seven」の試聴が開始されました。バンドは2014年に映画『夢のチョコレート工場(原題:Willy Wonka & the Chocolate Factory)』をテーマにした企画アルバム『プライマス&ザ・チョコレート・ファクトリー・ウィズ・ザ・ファンガイ・アンサンブル』を発表し、その後は各メンバーがそれぞれ個人活動を行ってきた。中でも注目を集めたのはレスとショーン・レノンによる新バンド、ザ・クレイプール・レノン・デリリウムで、2016年夏に『モノリス・オブ・フォノス』でアルバム・デビューを果たした。
プライマスにとって9作目となるオリジナル・スタジオアルバムとなる本作『ザ・ディサチュレーティング・セヴン』は、レス・クレイプール(ヴォーカル、ベース)、ラリー・ラロンデ(ギター)、ティム・アレキサンダー(ドラム)という1995年発表の全米8位獲得作『テイルズ・フロム・ザ・パンチボール』以来の黄金期ラインナップで制作された。本作はイタリアの作家・画家ウル・デ・リコの絵本『(原題:The Rainbow Goblins)』のストーリーに影響を受けており、レスはその絵本やコンセプトについて次のように語っている。
「何年も前のことだけど、子供たちがまだ小さい頃に俺のカミさんが毎晩のように『虹伝説』という絵本を読みきかせてあげていたんだ。その本の暗さと芸術的な美しさには瞬時に心奪われて、これは音楽にとっての良い飼料になるって思ったんだ。絵と文章両方に言えることなんだけど、色使いと暗さが圧倒的なんだよ。あれから20年近く経った今、そこに込められていた“欲、暴食、偽り対大衆の結束”という比喩が、不気味なほどに現実味を帯びたんだ。その思いをプライマスのみんなに伝えたら、みんなも興味を持ってくれた。それに、そろそろゴブリン・ロックが復活すべき時じゃないかとも思ったんだ」
■リリース情報
アーティスト:Primus(プライマス)
タイトル:The Desaturating Seven (ザ・ディサチュレーティング・セヴン)
レーベル:ATO / Hostess
発売日:2017年9月29日(金)
tracklist:
1. The Valley
2. The Seven
3. The Trek
4. The Scheme
5. The Dream
6. The Storm
7. The Ends?
Sonic Boom (2017-03-17)
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