マルチ・インストゥルメンタリスト、プロデューサー、SSWと多彩な才能を開花させている、Nick Hakim (ニック・ハキム)。2014年にセルフ・リリースされたEP『Where Will We Go Pt. 1 & Pt. 2 EPs』は、ソウルフルな歌声と様々なジャンルを絶妙にクロスオーヴァーさせたサウンドが話題となりNew York TimesやNRP等の著名媒体が絶賛し、一躍世界中の早耳リスナーの注目を集める存在となった。今回、5月に待望のデビュー・アルバム『グリーン・ツインズ』をリリースする事が決定した!
米ワシントンDCで生まれ、現在はブルックリンを拠点に活動するニックは豊かで多様性のある街と音楽に囲まれて育った。その中で、南米のフォーク、DCパンクからマーヴィン・ゲイ、カーティス・メイフィールド、マッドリブ、MF Doomまで多彩な音楽に触れてきた事もあり、ニックが様々なジャンルをブレンドさせることは極めて自然な成り行きであった。本作の制作に取り掛かったのは、EPのマスタリング後から。当時住んでいたボストンからブルックリンに引越し寝室で頭に漠然と浮かぶアイディアに肉付けする作業をして過ごした。デモをニューヨーク、ロンドン等のスタジオに持ち込み、楽曲の元々もつ要素を保ちながらアンドリュー・サルロ等のエンジニアと共にデモを固めていった。
収録曲「Roller Skates」のMVが公開!
本作はロバート・ワイアット、マーヴィン・ゲイ、シュギー・オーティス からマイ・ブラッディ・ヴァレンタインまで様々なアーティストの影響を受けている。アルバムについてニックは次のように語っている。「RZAがポーティスヘッドのアルバムをプロデュースしてたら、どんなサウンドになっていただろうかと想像したかったんだ。フィル・スペクターとアル・グリーンの”Back Up Train”、RZAとアウトキャストのドラムのプログラミングをエンジニアリングのテクニックで実験したんだ。あとはザ・インプレッション、ジョン・レノン、ウータン、マッドリブ、スクリーミング・ジェイ・ホーキンスをたくさん聞いたよ」
ファーストシングル「Bet She Looks Like You」は、ほぼ自宅の寝室のみでレコーディングが行われた。ブルージーなギターにのせて甘美な歌声が響く、極上のLo-Fiソウル・ミュージックに仕上がっている。セッション映像も公開されたので、ぜひチェックしてほしい。
■リリース情報
アーティスト:Nick Hakim (ニック・ハキム)
タイトル:Green Twins(グリーン・ツインズ)
レーベル:ATO / Hostess
発売日::2017/5/19
日本盤は追ってアナウンスとなります。
1. Green Twins
2. Bet She Looks Like You
3. Roller Skates
4. Needy Bees
5. TYAF
6. Cuffed
7. Miss Chew (feat. Jesse & Forever)
8. Farmissplease
9. Those Days (feat. Onyx Collective)
10. Slowly
11. The Want
12. JP
Imports (2017-05-26)
売り上げランキング: 317,719