注目のSSW、JULIEN BAKER (ジュリアン・ベイカー) が〈Matador〉からのデビュー作となる7インチ盤『Funeral Pyre』をリリース!Bサイドには初出し音源「Distant Solar Systems」を収録。ジュリアン・ベイカーの〈Matador Records〉からのデビュー・リリースとなる『Funeral Pyre』の7インチが、今月リリースされた。初出し音源となるBサイドの「Distant Solar Systems」も収録したこのシングルは、『ニューヨーク・タイムズ』、『ステレオガム』、『ピッチフォーク』、『エンターテイメント・ウィークリー』、『ニューヨーク・マガジン』の『バルチャー』、『ノイジー』、『アップロックス』などの媒体からただならぬ賞讃を受けている。「Distant Solar Systems」は http://smarturl.it/Distant_Solar_System から試聴可能。ベイカーの名を知らしめた2015年のデビュー・アルバム『Sprained Ankle』は、3月17日に〈Matador Records〉からワールドワイドで再リリースされている。
ジュリアン・ベイカーが「Our First 100 Days」のコンピレーションに提供した「Good News」(『Sprained Ankle』収録)のピアノ・バージョンも公開され、https://ourfirst100days.bandcamp.com/track/good-news-piano-versionからストリーミング試聴可能。「Our First 100 Days」は、Secretly Groupと30 Songs, 30 Daysと共同で開始されたプロジェクトで、環境、女性の権利、移民の権利、平等を守る組織のために資金を集めることを目的としている。
ジュリアン・ベイカーは4月上旬からツアーを開始し、最初の10公演はThe Decemberists のサポートとしてステージに上がる。また、5月中旬に行われるカリフォルニアの2公演とテキサス州オースティンの公演では、Conor Oberst のサポートを務めることが決まっている。5月から6月にかけてドイツとイギリスで行われる国外ツアーはすでに一部ソールドアウトとなっており、その後は再度アメリカでBelle & Sebastian のサポートとしてツアーを回る。非常に暗いタイトルながら、ベイカーの儚くも気高い歌声と指先でかき鳴らされるメロディーが相まって、心震わす非常に美しい作品。
ジュリアン・ベイカーは素晴らしい才能を持った作曲家であり、彼女のイメージは感覚を突き刺してくるが、その声は人の心を掴んではなさない。粗さと柔らかさを兼ね備えたトーンは、世界への信頼と諦めを同時に伝えてくる。
– Pitchfork
ジュリアン・ベイカーは、切ない気持ちからいつまでも解放してくれそうにない。
– Noisey
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