デジタルとアナログの融合、古代と未来をつなぐ強力なビート!UKリヴァプールの鬼才 Forest Swords が、アルバム『Compassion』を Ninja Tune より 5/5 リリース! 2013年にリリースしたアルバム『Engravings』は Pitchfork で【Best New Music】(8.5点)を獲得するなど、シーンに衝撃をもたらしたUKリヴァプール出身のマシュー・バーンズこと Forest Swords (フォレスト・ソーズ) が、最新アルバム『Compassion』を<Ninja Tune>よりリリースする。
収録曲「Arms Out」のMVが公開!
不確か、かつアグレッシブな現代社会に対する回答を、彼独自の視点で描いたというアルバムは、快楽と郷愁、アーティフィシャルとヒューマンな感覚、原始的な人と人との繋がり、人生そのもの、未来への不安、そういったものの中間を探りながら展開していく。波打ちながら振動するデジタル・ストラクチャー、フィールド・レコーディング、確かに刻まれるビート、歪んだジャズ・サックス、そして至高のオーケストラなアレンジが融合し、古代と未来を繋ぐ強力な音楽が誕生した。
収録曲「Panic」のMVが公開!
「このアルバムを作るにあたり、さまざまなことを試してみたが、トンネルの中から光を見出す(完成させる)作業は、本当に気が遠くなるものだった。だがその結果、自分の中に宿るパワーをこの作品に閉じ込めることができたと思う」
ヴォーカルに関しても、既存の音楽とは異なる、不思議な存在感を放つものになっている。
「インターネットがもたらした未来の言語は、既存の言語体系では推し量るのが困難な私たちの感情やアイデンティティーといったものを、コミュニケーション可能な領域まで押し広げてくれるかもしれない。それはとてもエキサイティングなんだ」
また本作におけるパッケージングやデザインにはミックス・メディア的アプローチを採用している。ヴィジュアルは、肉体、コネクション、言語、ムーヴメントといった様々なテーマを融合させており、限定盤LPに付属するブックレットにはバーンズの地元であるリヴァプールから第一次移民としてニューヨークへ移住した人々のポートレートが掲載されている。本作以降も、コンテンポラリー・ダンス、パフォーマンス・アート、出版、映画、音楽など様々なコラボレーションが、フォレスト・ソーズ主宰のエクスペリメンタル・アート・スタジオ兼レコード・レーベルのにおいて進行中である。デビュー作以来、ダンス作品「Shrine」のスコア、ビデオ・ゲーム「Assassin’s Creed」の音楽、Massive Attackの新作におけるコラボレーション、そしてBFIロンドン映画祭でプレミア上映される「In The Robot Skies」でキャリア初となる映画スコアをドローン音楽のみで制作するなど、その活動は多岐に渡るフォレスト・ソーズ。このアルバムを通じて、英国を代表するエレクトロニック・アーティスト/ソングライターとしてさらに認知されるに違いない。国内仕様帯付き輸入盤CDは、初回500枚限定でボーナス・トラックDLコードが封入!