コクトー・ツインズ的な陰影とビョークの艶、アーサー・ラッセルのエクスペリメンタルなダンス・センスとダニエル・エイヴリー直系のモダンなエレクトロニック・サウンドをミックスして、フロアとロックとベッドルームを数珠つなぎ!エロル・アルカンも認めたUK新世代の注目株 Kelly Lee Owens (ケリー・リー・オーウェンス) がセルフタイトルとなるデビューアルバム『Kelly Lee Owens』を 3/15 日本先行リリースが決定!
「初期ビョークを思い起こさせる」 – ガーディアン
「ドリームポップとストイックなテクノの融合」 – ピッチフォーク
『ガーディアン』がビョークを引き合いに出し紹介するなど、自主リリース段階からイギリスの著名メディアの多くが熱心にサポート、 早耳リスナーの注目を集めていたケリーは、2015年にジェニー・ヴァルのセイクリッド・ボーンズからのアルバム楽曲リワークで新機軸を開拓すると、 プリンス・トーマスやネナ・チェリーのリリースで知られるノルウェーの名門レーベル Smalltown Supersound からのEPリリースでファン層を拡大、クロスオーバーな支持を確立して次なる動向が注視された。
昨秋のEPに続いて早くも登場した待望のデビュー・アルバムは、ビョークとアーサー・ラッセルから大きな影響を受けてきたという彼女らしい、 エクスペリメンタルなエッジとリスニング・フレンドリーなエレクトロニック・サウンドを巧みに両立させることに成功した力作。 敬愛するアーサー・ラッセルへの愛をドープなサイケデリック・ビートにのせアウトプットしたM2「Arthur」、ジェニー・ヴァルのダークな魔力が炸裂したM3「Anxi」、 その進化と深化を克明に刻み込んだM5「Evolution」、トロピカルなシンセ使いの心地よいM6「Bird」、抑制を利かせながら強烈なサブ・ベースにヤラれるEPリード曲のM7「C.B.M」、 ダニエル・エイヴリーと共作したアンビエントなM9「Keep Walking」などなど、収録楽曲は、いずれもキャラの立ったシングル級のキラーばかり!
プロフィール
英ウェールズ出身、現在はサウス・ロンドン在住のシンガー/ソングライター、エレクトロニック・プロデューサー。 いまはなきセレクト・ショップ兼レーベル「ピュア・グルーヴ」のスタッフとして音楽の世界に足を踏み入れ、同時期にピュア・グルーヴで働いていたダニエル・エイヴリーに声をかけられ彼の楽曲で初レコーディングを経験。そのときエロル・アルカン(ダニエルの所属レーベル「ファンタジー・サウンド」の主宰者)に才能を認められ、エロルの後押しでダニエルやそのエンジニアリングを手掛けていたジェームズ・グリーンウッド(ゴースト・カルチャー)と更なるコラボを行い、彼らと共にエレクトロニック音楽のプロダクションを本格的に開始。
2015年に『Lucid / Arthur』と『Uncertain』という2枚のシングルを自主リリースして音源デビュー。
2016年にスモールタウン・スーパーサウンドと契約しEP『Oleic』をリリース。
2017年3月にセルフ・タイトル作『Kelly Lee Owens』でアルバム・デビュー。
また、2011~13年にかけてインディ・バンド、ヒストリー・オブ・アップル・パイにベースとして参加(現在は脱退)。
tracklist:
1. S.O
2. Arthur
3. Anxi.
4. Lucid
5. Evolution
6. Bird
7. Throwing Lines
8. C.B.M
9. Keep Walking
10. 8
カレンティート (2017-03-15)
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