ニルス・フラーム、ダスティン・オハロランに続く、ロシアの若きピアニスト Ilya Beshevli、セカンドアルバム『Wanderer』を 6/5 リリース!

2016.05.16

キース・ケニフ、ライアン・ティーグら人気ポスト・クラシカル・アーティストをリリースしてきた英レーベルVillage Greenが 満を持してリリースする、ロシアの若きピアニスト Ilya Beshevli(イリヤ・ベシェヴリ)2ndアルバム『Wanderer』を 6/5 リリース!ニルス・フラーム、ダスティン・オハロランに続く、大注目の次世代ポスト・クラシカルシーンをになうアーティスト。

現在 23 歳、シベリアのクラスノヤルクス生まれの若きピアニスト、イリヤ・ベシェヴリは、父親が作曲家、母親が音楽学者という音楽一家に生まれ育った。しかし子供の頃は音楽の勉強が嫌いで、友達が外で遊んでいる間、自分はピアノに向き合わなければいけないことに悪戦苦闘していたという。しかし、彼が 21 歳の時、祖母の働く保育園で運命的に再びピアノに興味を持ち、演奏を再開。現在は音楽大学で学んでいる。

2012 年の 1st アルバム『Night Forest』から約4年、ライアン・ティーグやキース・ケニフらの良質な作品をリリースしてきた英 Village Green レーベルと契約し、2nd アルバムとなる本作『Wanderer』をリリース。イリヤが現在住むモスクワのめまぐるしく変化する都会の生活の喧噪、また、それらからの一時的な現実逃避とのコントラストをモチーフに制作されたという本アルバム。テンポや質感をドラマチックに変化させながらも、一転してセイレーンの歌声よりも穏やかな展開をみせるなど、非常に優雅な演奏テクニックと異なる雰囲気や質感を編み合わせる卓越したセンスで聴くものの心を捉えて離さない美しいコンポジション。またバックを務める Imperialis Orchestra の素晴らしいストリングスがより一層豊かな色彩を加えている。

実際にイリヤも影響を受けている音楽家、ヤン・ティルセンやルドヴィコ・エイナウディらと比較される彼のサウンドだが、ヨーロッパのピアニストたちとは違う、シベリア出身という独自の特徴が美しさと気品を湛える叙事詩のようなメロディーラインに現れている。ヤン・ティルセン、ニルス・フラーム、ダスティン・オハロランに続く、ポスト・クラシカル/モダン・クラシカルシーンの次世代アーティストとして大注目の才能。日本流通盤には Ryan Teague、Simian Mobile Disco、Palmbomen のリミックス DL クーポン付き。

プロフィール

ロシア・シベリアの都市クラスノヤルクスで音楽一家に生まれ育った若きピアニスト。現在はモスクワに在住し、音楽大学に通う。2012 年、ロシアのレーベル Flowers Blossom In The Space より 1st アルバム『Night Forest』をリリース。これまでにクラスノヤルスク・オペラ・バレエ劇場、クラスノヤルスク・ミュージアム・センターなどロシアを中心に活動を行い、2013 年 10 月に行なったストリングス・アンサンブルとのソロコンサートではクラスノヤルスク・リージョナル・フィルハーモニック・ホールを満員にし、大成功を収めた。2016 年5月、Ryan Teague や Keith Kenniff をリリースしてきたイギリスの良質レーベル Village Green から最新作『Wanderer』をリリースする。

ワンダラー
ワンダラー

posted with amazlet at 16.05.16
イリヤ・ベシェヴリ
インパートメント (2016-06-05)
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