新体制となった叙情派インストゥルメンタル・ダブ・ユニット “あら恋” ことあらかじめ決められた恋人たちへ、トータル70分超の2年半ぶりニューアルバム『After dance / Before sunrise』のリリースと、発売を記念した東名阪リリースツアーが決定!
またフルアルバムとしては初めてボーカリストをフィーチュアした楽曲を収録、リード・トラック「gone」でサニーデイ・サービスの曽我部恵一が、「焦点」で詩人の和合亮一が、「波」でハチスノイトが参加。更に、本作からドラムに GOTO (DALLJUB STEP CLUB)、キーボードにベントラーカオル(クウチュウ戦)という20代の実力派プレイヤーを迎えたことにより、新体制となったバンドとしてのグルーヴが劇的に進化。
劔樹人のベース、大竹康範 (LAGITAGIDA 、sajjanu) のギター、クリテツのテルミン/パーカッションも随所にその魅力を発揮しており、リーダー・池永正二によるトラックも映画『モヒカン故 郷に帰る』(沖田修一監督作品)『味園ユ ニバース』(山下敦弘監督作品)など、複数の映画音楽を手掛けた経験が活かされ、起承転結を織り込んだ、よりシネマティックな情感を獲得しています。刺激的なビートとダンス・ミュージックとしての間口の広さ、そのどちらもが実感できる“あら恋”のマスターピースとなりました!
[ After dance / Before sunrise ] Release TOUR 2016
“Dubbing 09”
2016年3月18日 (金) 名古屋 APOLLO BASE
2016年4月8日 (金) 大阪 CONPASS
2016年4月9日 (土) 東京 WWW
ゲスト(東京): 曽我部恵一、和合亮一 映像(東京) : rokapenis と mitchel
コメント
僕らが住んでいるこの時代はどんどん混沌としてきているようで、もうなんか全体的に切羽詰まった感、 しわ寄せが押し寄せてきた終末感がくたびれる程にあふれかえり、ってほら!いきなり暗い暗い!
だからこそ力強く踊れる音楽を!フラストレーションも怒りも悲しみも全部詰め込んで、最終的にはやさしい作品に、 許されるような、ちょっとした希望に向かえるような、そんなアルバムを作りたかった。
それは30~40分でこじんまりまとまるはずもなく、
70分超え2部構成のアルバム「After dance/Before sunrise」を新たなメンバーで作り上げました。 無邪気に踊りを踊れていた時代も終わり、新たなステップを、After dance。そして朝焼けに向かう Before sunrise。
このアルバムを携えてレコ発ワンマンやります。新メンバーになって初のレコ発ワンマン。 ほんと今のバンドの状態はとても良くって(自分で言うのもなんですが)、 あえて言うなら変な壁が取っ払われて初期衝動に戻った感じ、怖いもんなしです。 早く観せたくってうずうずしています。是非観に来てください。
久々の人も、新しい人も、是非!楽しみましょう!暗くなって下を向いたら、ほんとすぐ暗くなります。今の時代、特に。
だから踊り続けよう。日の出を見るまで。
あらかじめ決められた恋人たちへ
– 池永正二
バウンディ (2016-03-09)