NIRVANA の ”BLEACH” を手がけた伝説のプロデューサー JACK ENDINO が今シーンに叩きつける、純度120%のグランジサウンド!ジョージアの2ピース・バンド CANCERS、衝撃を与え過ぎる爆音ノイズポップが炸裂するデビューアルバム『FATTEN THE LEECHES』を 7/1 リリース!
カナダはヴァンクーバー出身で、現在はジョージアのアセンズを拠点に活動しているex DEAD DOG の Ella Laspar とex UNFUN の Lenny Miller 2人組バンドのデビューアルバム!アルバムのプロデュースと録音を手がけたのは NIRVANA の ”BLEACH” を筆頭に SOUNDGARDEN、MUDHONEY、HOLE、L7、TAD、SCREAMING TREES、BABES IN TOYLAND、DWARVES、SUPERSUCKERS 等の数々のグランジ世代のアーティストを手がけてきた伝説のJACK ENDINOが担当!その相性は完璧で、ヘヴィな分厚い音像とスウィートでキュートな声質のポップでキャッチーなメロディを完全にミックス、まさに90年代サウンドを今にアップデートした極上すぎる爆音!
FUZZにまみれパンキッシュに爆走する衝動が詰まった演奏と、キュートかつ猛烈にポップな甘酸っぱいメロディがミックスされた、まさになグランジパンクサウンドがヤバイ。はっきり言ってヤバイ!NIRVANA x THE CARDIGANS という対極にあるアーティストの融合とも言えるサウンドは日本のリスナーに強烈なインパクトを与えることでしょう!!そして、90年代を経験した周辺アーティスト、メジャーもインディも、オヴァーグラウンドもアンダーグラウンドも関係なく、完全にざわついています。
ダワさん(レーベルの人間)から「女子Voの直球すぎるほどのグランジポップ」と言われ、cancersを聴かせてもらった。僕の想像していた約8倍「女子Voで、直球で、グランジで、ポップ」でした。女子Voも、直球も、グランジも、ポップも大好きな僕が、cancersを好きにならない訳が無く、想像していたおよそ8倍、気に入ってしまいました。
それから僕はcancersの魅力を何かしかの言葉でうまいこと伝えられないものかと熟考に熟考を重ね、スマッシングパンプキンズやカーディガンズ、その他様々なアーティストを引用した文をしたためて参りましたが、悲しいかな、ダワさんの「女子Voの直球すぎるほどのグランジポップ」以上のものが思いつきませんでした。にもかかわらず提出の締め切りすら守れずに、想定していた8倍もの時間をかけ、想定していた8倍弱の文章を書きなぐっています。
本当に申し訳ありませんでした。でも、本当に気に入ってツアー中に何度も聴いていました。この質感、再生してすぐにわかる音のマジ感、このゴリゴリした粒の粗さ、でも歌声はキュートでたまらなかったです。素敵な音楽をありがとうございました。 – 後藤正文 (ASIAN KUNG-FU GENERATION)
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