Lamp の新レーベル Botanical House 第2弾リリース、フランスの奇才マルチプレイヤー Kidsaredead 待望のファーストアルバムを 5/1 リリースが決定!
Lamp が主催する新レーベル Botanical House (ボタニカル・ハウス) 第2弾リリース、フランスの奇才マルチプレイヤー Kidsaredead (キッズアーデッド) 待望のファーストアルバム『The Other Side Of Town』を 5/1 リリースが決定!プログレ好きの父とソフトロック好きの母に育てられた Vincent Mougel によるソロ・プロジェクト、良質なポップスを超越した日本盤限定ボーナストラック付きで日本初CD化が決定!アルバムより「Playmobil Todd」、「She Loves Me」の試聴が開始されました。
【リリースまでの経緯】
Kidsaredead とは、フランス人 Vincent Mougel のソロ・プロジェクトです。2006年、MySpace で彼の音源をたまたま聴き、その才能に衝撃を受けました。影響を受けたミュージシャンとして、Todd Rundgren、The Beach Boys、Queen、10cc、Bob Dylan や Pavement などを挙げる他、ブラジルの Lo Borges や Novos Baianos なども好んで聴くようです。
僕は、彼の音楽を知って以来、活動は全てと言っていいほど追ってきました。「もし日本でのリリースに興味があれば、出来る限り協力します」などと何年もの間、熱いラブコールを送り続けてきました。2009年には、Vincent の20曲入りデモ音源集『Demos Anthology 1997-2009』を個人的に入手。これを聴いた時に、僕はブログに「世界中のどこを探してもない、「良質な」とかを超越した音楽。これがポップミュージックかどうか、そんなことを微塵も考えさせない。聴く前から、これは自分にとって一生の宝物だと確信していたけど、聴いたら、もう涙が止まらなくて、それは、音楽が切ないとかではなく、きっと単純に音楽に感動する気持ちですね。センスと才能がすごいところで合わさっていて、天才過ぎて、しょうがないです。」などと感想のようなものを書きました。
本当に才能がある人の音楽は整えるとつまらなくなる傾向がありますが、そういう意味でこの『Demos~』は僕にとって最高の録音物でした。なので、彼には「『Demos~』をこのまま正式リリースしましょう」とも言い続けてきました(それは叶わなかったのですが)。そして2013年、とうとう Kidsaredead として初の作品『The Other Side Of Town』がベルギーのレーベルからリリースされました。これは、その『Demos~』をブラッシュアップしたものが半分位と新録が半分位の構成となっているようです。僕の方もちょうど自主レーベルを始めるところだったので、具体的に話しを持ちかけ、今回のリリースに至ったわけです。(Lamp 染谷大陽)
Botanical House (2015-05-01)
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