SSLYBY いよいよ 8/28 ニューアルバム「Fly By Wire」をリリース & Japan Tour をスタート!最新のインタビューが到着しました。
USインディーズが誇るバンド Someone Still Loves You Boris Yeltsin いよいよ来週 8/28 ニューアルバム「Fly By Wire」を日本先行リリース!そして最新作を従えての Japan Tour が発売同日よりスタートします!
Someone Still Loves You Boris Yeltsin JAPAN TOUR 2013
8月28日(水)札幌 SOUND CRUE
8月29日(木)仙台 Neo BrotherZ
8月30日(金)宇都宮 HELLO DOLLY
8月31日(土)長野 GRAMHOUSE
9月1日(日)渋谷 O-nest
9月2日(月)名古屋 K・D Japon
9月3日(火)神戸 HELLUVA LOUNGE
9月4日(水)福岡 Utero
9月5日(木)熊本 Navaro
9月6日(金)広島 BANQUET – SPACE 092
9月7日(土)大阪 地下一階
9月8日(日)渋谷 O-nest
■ツアーの詳細、チケットのご予約はコチラから
2012年夏の初来日公演から1年、アメリカのミズーリ州・スプリングフィールドよりインディー・ロック・バンド、サムワン・スティル・ラヴズ・ユー・ボリス・エリツィン(SSLYBY)が新作を引提げて帰ってきた。本国アメリカでは名門ポリヴァイナルに所属しており、ウィーザー、ペイヴメントを引き合いに出されるポップでキャッチーなメロディーで人気を呼ぶ。
デス・キャブ・フォー・キューティーのギタリスト、クリス・ウォラをプロデューサーに迎えて制作されたサードアルバム「Let It Sway」で日本デビューを果たしてから3年、その間未発表を集めた「Tape Club」のリリースや、昨年夏には待望の初来日ツアーも実現、計14カ所(!)を回り、日本各地にて温かな歓迎を受ける。
その後もロシアへの訪問や数々のツアーをこなし、メンバーチェンジを経て、遂に新作「Fly By Wire」が完成!様々なメディアより高い評価を持って迎え入れられた、彼らの原点ともいえるデビュー作「Broom」同様、ホームメイドで録音された今回の作品。これまでの彼らしいポップ・チューンから落ち着いたバラード曲まで、今までになかったサウンドの幅を見ることができる。
indienative ではツアーを控えた SSLYBY のフロントマン、Vo ドラムス、ギターの Phil (フィル) に最新作「Fly By Wire」についてまたツアーについてインタビューを行いました。
もうすぐ2度目のジャパンツアーですね!今どんな気持ちですか?
Phil(以下:P)凄くワクワクしているよ!前回の日本ツアーはとても楽しかったし、(日本にまつわる)何もかも全てが大好きなんだ。オープニングバンドや、コンサートプロモーター、ファンの皆も、本当に最高だからね。
新作「Fly By Wire」リリースツアーの始めの場所として、ここ日本を選んでくれたのは何故ですか?
P:「Fly By Wire」をレコーディングし始めた時、次の1つの目標として、日本でもう1度ツアーをするって決めたんだ。日本には僕たちをサポートしてくれているレーベルもいて、去年のツアーで松山に行った時、彼らと一緒に道後温泉にも入ったよ!今回、新作リリースに合わせて、また日本に行ける事になって本当に嬉しく思っているよ。
ツアーメンバーに変更があったようなのですが、今回一緒に来るメンバーを紹介して頂けますか?
P:僕の妹、ロニがキーボードを弾いてくれるよ。彼女は素晴らしいピアノ・プレイヤーなんだ。ベースを弾いてくれるのは、僕らがまだティーン・エイジャーで、SSLYBY 結成当初のオリジナルメンバーでもあるベーシスト、トムが担当してくれるよ。彼は僕たちのデビューアルバム「Broom」でもベースを弾いてるよ。
新作の制作にあたっては、どんな物事から影響を受けましたか?
P:このアルバムを作る際、刺激を受けた物事のうちの1つは日本のバンド『はっぴいえんど』だよ。前回のツアーの時に、広島のCDショップで「風街ろまん」を買って、いつも家で奥さんと一緒に聴いてるんだ。メロディーも、プロダクションも本当に大好きだよ。他にも僕たちが聴いていたのは、Velocity Girl、Beach Boys、Beatles、Yo La Tengo、REM、Depeche Mode、Peter Gabriel、Talking Heads、Tom Tom Club…
新作を聴き、SSLYBY らしい耳に残るキャッチーなメロディーが流石!と感じました。作曲の際に心がけている事はありますか?
P:ありがとう!いつも、メロディーが最も重要な部分だと思っているよ。曲を書いている時に良いメロディーが浮かぶと、まるで宝くじに当選したか、突然恋に落ちた時のような気持ちになるんだ。何年経っても、ずっと頭の中で流れる曲があったなら、きっとその曲がSSLYBYのベストソングだと思うし、そういう曲を書きたいなって思っているよ。
今回の新作では、フィルが主に作曲を担当しているんですか?
P:今回は、僕とウィルが一緒に曲を書いていて、それぞれ書いた曲もあるよ。あとジョナサンも、アレンジを加えたりギターのパートを書いたり、僕の奥さんも歌詞やメロディーを作る上で力になってくれたよ。彼女の名前はグレースっていうんだけど、今回一緒に日本に行く予定だよ。
レコーディングはデビュー作の「Broom」と同様に、ウィルの家の屋根裏部屋で行われたと聞きました。どのような様子で行われたのですか?
P:小話を1つ:ウィルの近所に、エルビス・プレスリーのギターを弾いていたミュージシャンがいて、彼がウィルにレコーディングの機材と、カセットテープをくれたんだ。僕らは今回それらを屋根裏部屋に持って行って、レコーディングにも使わせてもらったから、新作の「Fly By Wire」は、エルビスとほんの少しだけだけど、繋がりのあるアルバムになっているよ!
あと、ウィルは4匹の猫を飼っているのだけど、どの猫も屋根裏部屋に来るのが好きで、僕らのレコーディングの様子もずっと聴いたりしていたよ。1匹はバスドラムの中で寝るのが好きだから、レコーディングでドラムを使う時には毎回気をつけて確認する必要があったよ。
アルバムの最後を飾るタイトル曲「Fly By Wire」はこのアルバムのハイライトとも言える楽曲だと思うのですが、この曲についてお話を聞かせてもらえますか?
P:この曲の始まりに聴こえる波の音は、日本にいる僕らの友人が録ってくれたものなんだ。メインのギターフレーズはウィルが去年書いたもので、でも、ウィルも僕も、この曲をどちらの方向に持って行くかしばらくの間見えなくて、曲も途中までで止まってた。でも、ある日、何年か前に録音したカセットテープが出て来て、その瞬間また全てが進み出したよ。そのテープの事は忘れていたのだけど、前に録ってそのままになっていたとても綺麗なパートが入っていて、この曲にピッタリだってすぐに分かったんだ。
SSLYBY はアルバムでもライブアクトでも聴き手が楽しくなるような何かがあると思います。バンド内で大切にしていることは何かありますか?
P:ありがとう!一番大切なのは、僕たちのライブや楽曲に、愛情と大切にする気持ちを持ち続ける事だと思う。そうする事によって、誰でも芸術や音楽でマジックが生み出せると僕は思ってるよ。ライブをする時は、沸き上がるようなエネルギーや音をいつでも発していたいし、皆に楽しく躍ってもらえたらいいなと思ってるよ!
最後に日本のファンの皆様へメッセージをお願いします。
P:ツアー中、また皆に会えたらいいなと思っているよ!ライブの会場でも見かけたら、声をかけてね!
ありがとうございました! (text & translation by Mizuki)
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